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8-5

楽しく釣りをしていた小学生やおじさん連中が「なんだよー」「せっかくヘラブナ釣ろうと思ったのに」など愚痴をこぼしながら釣り堀を後にする。

悪の組織が市民の憩いの場を不法占拠していく様子を、相模国ヴィクトリアテレビのクルーたちは撮影した。

「まて、悪党ども!釣り堀をお前たちの好きにはさせないぞ!」

ニジヘビ団の前に、仮面をかぶった上下黒のタキシード姿の男が現れた。かぶっている仮面は『ひょっとこ』だ。彼は、

「ひょこっと参上、ひょこっと解決!和洋折衷のヒーロー、ひょっとこタキシード!」

と名乗りを上げた。

「どういうコンセプトのヒーローだ?」

ポニー和田は困惑気味に聞いた。

「見ての通りだ」

「わからないから聞いているのだが」

「ひょっとこタキシード。ヒョッタキ、と略してもらって結構だ」

ヒョッタキとポニー和田がつまらないやり取りをしている間に、戦闘員たちが彼らを取り囲んだ。

紫垣はテレビクルーたちを振り返り

「今日は時間は何時までですか?」

と聞いた。

「安心してください、今日は戦闘終了まで大丈夫です。彼は格安だったのです」

ユナが笑顔で請け負った。

そして、ポニー和田の

「本当にわけのわからん奴め。みんな、やっつけろ!」

の合図で戦闘員たちがヒョッタキに襲い掛かった。

ヒョッタキは少し腰を落とすと、左右の手で手刀を作り、左を前に右を胸の高さに構えた。

「あっ拳法使いですね、あれ」

赤嶺が紫垣にささやいた。

「中国文化までぶっこんできたか。本当にコンセプトがわからんな」

紫垣が困惑気味に返事した。


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