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「みんなすまない。横浜出身者にはこういうところがある」
ポニー和田はユナに代わって団員たちに詫びた。
「横浜市歌ってなんだ?」
とのジェネラル鍋島の疑問に、ポニー和田が
「横浜市民が子供のころから覚えさせられる、横浜市の歌です」
「横浜はそんな邪悪なことをしているのか」
「はい、恐るべき洗脳です。横浜出身者は神奈川県の人がみんな横浜市歌を歌えると思い込んでいるのです」
「そうか。たしか和田くんも横浜出身だったね」
「保土ヶ谷です。いつも渋滞しているだけの街です」
「いやいや。故郷をそんなふうに言うもんじゃないよ」
ジェネラル鍋島は気を使って否定したが、
「ではみなさんに尋ねますが、保土ヶ谷区と聞いて何を思い浮かべますか?」
とポニー和田が全員に聞くと「渋滞」「渋滞」「渋滞」と返答が返ってきた。
「でしょう?いちおうジャガイモが名産品なんですが全然知られてませんね。地元民であるからこそわかっているんです。そして少しコンプレックスに思っているんです。神奈川県の名産品は、他の都道府県にくらべて知名度が低いということを!」
「よし。じゃあ今回の作戦は和田くんに出撃してもらおうね」
ジェネラル鍋島はポニー和田を出撃指名した。
「おまかせください、総統」
ポニー和田が胸を張る横ではユナが仲間のテレビクルーたちに介抱されているのだった。




