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8-2

「神奈川県に名産品が無いってどういうことですか!あるじゃないですか、いっぱい!」

ユナの顔にははっきり怒りの色が示されていた。

「えー…名産品、ないじゃん」

ジェネラル鍋島が困り顔で言うと、怪人や戦闘員たちが口々に「シウマイ」「シウマイ」「シウマイ」と同じ品を口にした。

「他にもあんだろうがコラァ!シラスとかサンマーメンとか!ちゃんとしろやテメエら!」

ユナが嚙みつきそうな顔でニジヘビ団の団員たちを見回した。

マーモット橙木が恐る恐る手を挙げて

「…カマボコ?」

と答えるとユナは

「小田原のカマボコ、オッケーイ!他には?…他には?カモン!」

と手をクイクイしながら団員たちを煽った。

「やだ、あの人怖―い」

赤嶺は怯えて紫垣の腕にすり寄った。それに気が付いたらしい。

「そこの男の娘、神奈川県の名産物カモン!」

ユナに名指しされて、

「ええっ?あ、あの、箱根の黒タマゴ?」

と赤嶺がオロオロしながら答えた。

「黒タマゴ、オッケーイ!先に三崎のマグロが出ても良さそうなものですけれどねぇ!まあいいでしょう!みなさん、とうぜん横浜市歌はご存知ですよね⁉ではさっそく歌いましょう。わがひのもとはしまぐによー」

ローカル自治体ソングである横浜市歌を歌い始めたユナであったが、不意に目の前に現れた怪人のポニー和田(40歳)にボディブローを撃ち込まれて

「うっ!」

と気を失いその場に崩れ落ちた。


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