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7-6

曲の収録を終えたニジヘビズの6人は総統の執務室を訪問した。

「これ、俺たちの作った曲です。一曲だけですが、とりあえずオープニングテーマに使ってもらえれば」

緑川がUSBをジェネラル鍋島に渡した。

「ええ?曲作ったの?」

「ニジヘビ団公式バンド、ニジヘビズのデビュー曲『関東エレクトリック娘』です」

「ニジヘビ団公認って、総統の私が初耳なのに?ちょっと待ってて、テレビ局の人に確認とってみるよ」

ジェネラル鍋島が携帯で電話をかける。

「野々村さん、なんか、うちの団員が曲作ったみたいで。番組で流したいって言うんですけど。…はい、はい、オリジナルらしいから著作権とかそれは大丈夫だと思います。…じゃあデータで送りますね。はいどーもー」

電話を終えると

「いいらしいよ。来週から使ってくれるってさ」

とバンドメンバーに告げた。

「やったぜ!俺たちもついに、メジャーデビューだ!」

緑川が手を突き上げると、赤嶺とマーモット橙木と黄瀬も「おー!」とそれにならった。紫垣は微笑しながら彼らを眺めたあと、横の青島に視線を移した。青島は虚無の顔をしている。

「なあ緑川ちゃん、そろそろ飲んでもいい?」

青島は懐から酒用の小型水筒であるスキットルを取り出すとグイっと一口飲んだ。

「くはぁぁぁ!落ち着きますわ!」

青島の顔に笑顔が戻った。

「青島さん、マジでお酒控えたほうが良くないですか?」

黄瀬が心配すると、青島は両手で自分の耳をふさいで

「言わないで!明日から、明日から控えるから!」

と走って逃げていった。

「青島さん、本当に危ないんじゃないかな」

と紫垣が言うと黄瀬も頷いた。

「あー、なんとかしないといけないかもねー。博士に相談してみよう」

ジェネラル鍋島も部下の健康状態に危機感を覚えた。

そんな騒ぎとは関係なく、緑川と赤嶺とマーモット橙木の3人は

「だららららんっイェイ!だららららんっイェイ!」

とノリノリで踊っているのだった。



《 第7話 お前もジビエ料理にしてやろうか 終わり 》

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