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7-2

「はい、コーヒーです」

赤嶺が紫垣の前にコーヒーを置く。

「ところで、もう始まった?」

紫垣がテレビを見ながら赤嶺に聞いた。紫垣だけではなく、そこにいる全員がテレビを見ている。

「ちょうど今から始まるところです。楽しみですね、僕らが主演だなんて」

赤嶺がクスクス笑った。

テレビ画面に

『悪の組織活動

頑張れ、いや頑張るな、ニジヘビ団』

というタイトルが映し出された。

ニジヘビ団の戦闘員たちがぞろぞろ道を歩いて現場に向かい、ダチョウ水谷と合流する。そしてダムガードと戦闘に入り、唐突に戦闘が終了する。

ここでアナウンサーのユナが慌てて

「なんということでしょう!正義のヒーロー、ダムガードもこの戦いにおいては時間給のアルバイトだったのです!それもそのはず、限られた予算の中で番組を作らなくてはならない私たちとしてはこの時間が精いっぱいでした!…ちょっといいですかー、ダチョウ怪人さーん」

と言い訳してからダチョウ水谷に駆け寄った。

しばらく画面は、ニジヘビ団員たちが自販機を設置する作業風景を放送した。自販機が設置されると、ユナは犬の散歩をしていた一般の人に

「このように悪の組織の脱税自販機が置かれることについてどう思いますか?」

とインタビューした。

「お菓子とかパンとか買える自販機って、ちょっと小腹がすいた時とかにいいですね。冷凍食品の自販機とかもあるともっと嬉しいかも。犬のお散歩のついでに夕飯の買い物できちゃうので」

と可愛い小型犬を抱いた女性が答える。

「あっ、いいですね。最近増えましたよね、冷凍食品の自販機。スーパーじゃなくてあえて自販機で買うという妙な特別感もあってちょっと楽しい」

ユナと女性は笑った。

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