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6-2

5人は激安総合ディスカウントショップのドン・キハーノでマーモット橙木と待ち合わせ、酒とつまみを調達した。

ニジヘビ団秘密基地の食堂にて、紫垣の

「それでは。赤嶺の入団と、俺たちの素晴らしき悪の組織活動に」

との乾杯の音頭にみんなが

「いぇーい!」

と杯を合わせ、ささやかな歓迎会が始まった。

6人はそれぞれ自分の好みの酒を飲みながら、総菜や乾き物をつついた。先日マーモット橙木が獲得したカマボコも板わさになってテーブルに並べられている。

「赤嶺はさ、大学でなに勉強してるの?」

黄瀬が赤嶺に聞いた。

「社会学です」

「それってどういうもの?」

「僕みたいな人間でも住みやすい社会を作るための勉強ですね、はい」

「ふーん…立派じゃん」

「立派ですかね?」

「うん。立派だと思う。俺もきちんと学校行っときゃよかったなぁ」

黄瀬はジントニックを飲みながら

「俺、映像作る専門学校に行ったんだけどなじめなくて、ドロップアウトして引きこもってたんだ。そしたら、母親が勝手にここの採用に応募しちゃってさ」

黄瀬は思い出していた。その時、部屋に籠ってパソコンでオンラインゲームに興じていた彼の小さな世界を破壊したのは、ドアを破壊して部屋に突入してきたマーモットの怪人、そして複数の戦闘員たちだった。マーモットの怪人が『おめでとう黄瀬くん、採用だ』と彼のあずかり知らないニジヘビ団採用通知を突き付けた。『なんだよアンタら!』混乱する黄瀬を、後に同僚となる紫垣や緑川や青島といった戦闘員たちが無理やり抱え上げ、部屋から外へ連行した。そして部屋の外で待っていた黄瀬の母親が『ウジザネちゃん、良かったね!頑張るんだよ』と息子を見送ったのだ。

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