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5-8

その後、ニジヘビ団が自販機を設置するただの作業風景をテレビクルーは撮影した。

「うちが主演の番組って、そんなに予算が無いんですか?」

一通り作業を終えて、紫垣がユナに質問した。

「あんまり皆さんに言うことではないのですが、実際のところ予算は無いです。これまでは結構自治体さんが地域のPRになるってことでスポンサーになってくれていたのですが、セイレネスのアホ娘たちが不祥事起こしちゃったから離れて行っちゃって。自治体も悪の組織のスポンサーになるわけにもいかないみたいで、今は地元の小さな企業が少しだけ」

「大変ですね」

「ええ。でも、頑張って視聴率稼いで、いっぱいスポンサーさんについてもらいましょう!悪の組織が主役でどうなるかと思いましたけど、可愛いメイド戦闘員って新しいジャンルもできたわけだし」

ユナは手を振ってカメラをパンさせた。カメラが向いた先、メイド服の戦闘員がダムガードが忘れていたラジカセを拾い上げて

「紫垣しゅにーん、これ、さっきの人が忘れて行っちゃったみたいですー。貰っちゃっていいですかー?」

とこちらにいる紫垣に聞いていた。

「人気が出たらいいですね。でも、あれ、男の娘ですよ」

紫垣がユナに赤嶺の属性を説明した。

「…うーん、どの層に刺さるかなぁ」

ユナが唸る。そして、テレビクルーたちの間で小会議が始まった。

ニジヘビ団の自販機設置作業は終わった。

「今日の活動はこれにて終了。じゃあ、解散―」

とのダチョウ水谷の号令を受け、団員たちは「この後どうする?」「一杯飲んでから帰ろうぜ」「俺見たい映画あるからパス」等々、三々五々に散っていった。



《 第5話 ヒマワリ畑よ永遠に 終わり 》

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