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5-7

「くそっ、女の子に必殺技を邪魔されるとは。だがそれよりも・・・」

ダムガードは腕時計を確認し

「時間だ。俺、今日は12時30分までの契約だから」

と自らの仕事が終わったことを告げた。そして彼は

「おつかれっしたー」

とオフロードバイクまたがり、帰っていった。

地面に倒れていた戦闘員たちが「え?終わったの?」「もういいのか?」ともぞもぞと起き上がった。

相模国ヴィクトリアテレビの撮影クルーたちは慌てた。

「なんということでしょう!正義のヒーロー、ダムガードもこの戦いにおいては時間給のアルバイトだったのです!それもそのはず、限られた予算の中で番組を作らなくてはならない私たちとしてはこの時間が精いっぱいでした!」

ユナが慌ててテレビカメラに言い訳をまくしたてた。

「時間切れって勝ち方もあるんだな」

紫垣はそうつぶやいた後、赤嶺を振り返って彼に聞いた。

「赤嶺、何か格闘技とかしてた?」

「いやー…拳法とかを少々、はい」

他の戦闘員たちが赤嶺のもとに集まり「すげえじゃん」「いい飛び蹴りだったよ」「かっこ良かったよ」と口々に褒めた。

「えへへ。褒められたぜーい」

赤嶺が照れる。

「よーし、なんかわかんないけど戦い終わったから、自販機の設置続けようか」

ダチョウ水谷が戦闘員たちに言った。

「ちょっといいですかー、ダチョウ怪人さーん」

ユナが怪人に駆け寄ってきた。

「自販機を設置するところとか、インタビューを交えて撮影させてもらっていいですか?」

「いいけど、なんで?地味な作業だよ」

ダチョウ水谷が不思議そうに返答すると

「戦いが短かったから、番組の尺に足りないんです」

ユナが申し訳なさそうな顔をした。

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