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「おのれ、憎らしいヒーローめ。我々の邪魔をするのだな」
ダチョウ水谷が腕を振り上げて怒りを表す。そんなダチョウ水谷に一人の戦闘員が
「水谷さん、業者が到着しました」
と知らせた。
近くにトラックがとまり、作業服姿の男が二人下りてくる。
「えーっと、ニジヘビ団さんですよね?食品自販機、どこに設置しましょうか?」
作業服の一人が尋ねた。それを聞きつけた散歩中の女性たちが「あら、食品自販機ですって」「便利ねぇ。食べ物買えるのはいいわ」と嬉しそうに言った。
ダムガードは女性たちに
「ですがみなさん、こいつら税金払わないつもりですよ。脱税自販機です」
と言った。女性たちは「あら、それはダメね」「税金は払わなきゃね」とニジヘビ団のやり方を非難した。
「ほら見ろ、みんなダメだって言ってる」
一般市民の支持を得たダムガードが頷きながらニジヘビ団団員たちを見回した。
「ええい、貴様が我々の脱税をばらすからだ。みんな、ダムガードをやっつけてしまえ!」
ダチョウ水谷の号令で戦闘員たちが戦闘態勢に入る。戦闘員たちはじりじりとダムガードとの距離を詰めていった。
「…ちょっと待て。なんか、女の子混じってるんだけど」
ダムガードは困惑して戦闘員の一人、赤嶺を指さした。
「さすがにメイドがいるとヒーローも戸惑うらしいな」
紫垣が言った。




