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1-2

やがて、セイレネス三人の連携攻撃によってマーモット橙木は劣勢に追い込まれていった。

頃合いと見たトウコが

「サクラ、カレン。必殺技で決めるわよ」

と決着を予告した。

トウコがマーモット橙木の正面に、サクラとカレンは怪人の横にスタンバイし、バトルパドルを頭上に構える。バトルパドルの先端が彼女たちの発するエネルギーのオーラによって妖しく青色に輝き始めた。

「いくわよ。必殺、トリプル・パドル・打撲!」

トウコの合図で三人の少女が怪人に向かって駆け出した、その時だった。

「させるか!」

地面に倒れていた戦闘員の一人が立ち上がると、サクラに後ろから組み付いて彼女を羽交い絞めにした。

「なっ…放しなさい!たかが戦闘員の分際で!」

「橙木!俺ごとこいつを仕留めろ!」

戦闘員・紫垣シュウジ(27歳)は叫んだ。

「紫垣!それじゃお前まで巻き添えになっちゃうよ!」

「構わない、はやく!」

意を決したマーモット橙木はダッシュでサクラと紫垣に突撃し、彼らの目前でピタリと立ち止まると

「マーモッティ・スクリーム!」

と技名言って口を大きく開け、絶叫した。

「ア゛――――――――――――!!!」

それは爆音と共に放たれる衝撃波だった。

マーモット橙木のマーモッティ・スクリーム衝撃波がサクラと紫垣の体に激しくぶつかる。

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