表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

18/403

4-3

ユナの脳裏に、先日まで続いた謝罪行脚の光景がよみがえっていた。今回のセイレネスの不祥事を受け、彼女はニュース番組で『この度、当テレビ局の撮影におきまして、法令に反する行為があったことをお詫び申し上げます』とテレビの向こうの人々に向かって謝罪を行っただけでなく、野々村に連れられてお偉いさんや各関係者のところに行っては頭を下げて下げて、下げまくったのだ。

「誰かの代わりに謝りまくるのは、もう嫌なのッ!きいいいいッ!」

ユナは湧き上がる怒りを抑えきれずにヒスった。

「なので、局で緊急会議を開きまして、悪の組織であれば不祥事起こすことがあたりまえなのだから謝罪とかしなくてよくなるじゃない?との結論に達しました。どうぞこれから、よろしくお願いします」

とのユナの言葉に合わせ、野々村も一緒におじぎをした。

「質問いいですか?我々が番組を持つのだとして、毎回誰と戦うことになるんですか?」

ダチョウ怪人のダチョウ水谷(36歳)が手を挙げて質問した。ダチョウ水谷はダチョウの怪人だけあって両腕の下に振袖のように翼を備えていた。

これに野々村が

「それはですね、各地からローカルヒーローを毎回呼び寄せますので、そちらと戦っていただきます。さすがに全国レベルの有名どころは無理なので、かなりマイナーなヒーローも呼ぶかもしれません」

と説明した。

「もし我々が敗北したら、番組はどうなります?」

ダチョウ水谷が質問を続ける。

「勝ち負けは問いません。これまでも勝敗に関わりなく、毎週出演頂いていたのと同じです。これからはヒーロー側が日替わりになるというかたちです。もちろん、ニジヘビ団さんがどの怪人さんを出されるかはお任せします」

との野々村の説明を最後に会議は終了した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ