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ポニー和田が
「実は私も若干面倒くさく感じていたところだ。なんとなくノリで参加することになったが、我々は出店営業とザリガニ料理普及ができればいいんだったな」
と当初のニジヘビ団の目的をメンバーと再確認した。
「では本来の俺たちの作戦を遂行するということで…」
紫垣はナツコに振り返って
「ニジヘビ団、棄権します」
と宣言した。
「やったぜ!じゃあJKチームの勝ちー!」
とナツコが女子高生チームに向かって腕を上げて彼女たちの勝利を示した。
「えー…まあいいけどぉ」
アウロラが肩を落とす。
女子高生チームは降って湧いた勝利に戸惑いながらも
「えっ?いいの?いぇーい」
と、じわっと喜んだ。
「ごめんねマーモットちゃん。私たち頑張って優勝目指すから。クッキーが商品にあったらあげるからね」
とタツキはマーモット橙木に言った。マーモット橙木は無言で両手をタツキに差し出した。
「まだ優勝してないしクッキーももらってないよ」
タツキと仲間の少女たちは笑った。
ニジヘビ団の活動を撮影していたテレビクルーは戸惑った。
「どうしましょうユナさん?」
クルーの一人がユナに判断を仰ぐ。
「うーん…しょうがない、後は他の試合を撮影して、ダイジェストで放送してお茶を濁そう!」




