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17-3

お墓参りを終えた一行はマーモット橙木が運転するニジヘビ団のワゴン車でお寺を出た。そして彼らはお弁当屋『グリフォン弁当Z店』に寄ってお弁当を購入し、相模川の河原で食べることにした。

「いいねいいね、なんだかハイキングみたいだ」

アウロラは餃子付き野菜炒め弁当を食べながら、近くにいた野良猫を撫でようとして逃げられた。

アウロラから逃げた野良猫はマーモット橙木を見て目を真ん丸にして固まり、シャーッ!と威嚇した。マーモット橙木は

「おいら猫好きなんだけど、だいたいこんな感じで警戒されるんだよね」

と悲しそうに言った。

少しの間無言でお弁当を頬張っていた彼らだったが、不意に青島が投げかけた

「ここの川で釣れた魚って食べれるのかな?」

とテーマで盛り上がることとなった。

「さすがにこの辺は水が汚くないですかね」

と黄瀬が答える。

「そうかな?なんだかんだ大丈夫なんじゃないかなぁ。俺、釣った魚食べてみたいな」

青島は笑いながらのり弁当の白身魚フライをモグモグした。

赤嶺がスマホで検索してはみたが

「相模川の水質を検索してみますね…いろんな所がデータを出してますが、うーん、見てもさっぱり内容がわかりません」

と早々にあきらめた。

「よし、わかった。あそこの釣りしてる少年たちに魚を分けてもらって食べよう」

青島は意気揚々と立ち上がって川で釣りをしている二人組の少年に向かって歩き出した。

「よしわかった、って…何もわかってない状態なんですけど」

アウロラが呆れて肩をすくめて見せる。紫垣たちも青島の後について行った。

釣り少年たちのもとにたどり着いた青島は

「君たち。おじさんに釣れた魚を譲ってくれないだろうか。おじさん、お魚を食べたいんだ」

と言った。

少年たちが青島を振り返る。

「お魚を譲ってはもらえないだろうか」


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