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戦闘員たちはぞろぞろとダチョウ水谷のもとに集まり
「水谷さん大丈夫っすか?」「お疲れ様です」「ナイスファイトでしたー」
等と声を掛けながら怪人を助け起こした。
ダチョウ水谷は頭に手を当てて首を左右に振りながら
「ふう…空だけでなく地上でもジェットエンジンに気をつけねばならんとは、鳥にとって苦難の時代になったというべきか」
と唸ったが、紫垣が
「でも水谷さんは空飛ばないですよね」
と突っ込まれ
「それもそうだな」
と、怪人も戦闘員もみんなで笑った。
そこに緑川たちPV組が合流する。
「撮影終わりましたー」
緑川が水谷に報告する。
「よし、目的は達成したから帰るか」
ダチョウ水谷が業務終了を宣言した。
「ちょっと待て。勝ったのは私なのになぜ悪の組織の目的が達成されているのだ」
竹本マリオネットがクレームを入れた。
「そうは言われてもPV撮影は市役所にも許可貰っているんだから邪魔される謂れはないだろう。子供たちの花壇を守れたんだからいいじゃないか」
ダチョウ水谷が戦闘員に肩を借りて歩きながら言い返した。
「ふむ、そういうものかな」
竹本マリオネットは腕を組んで首を傾げた。ふと、自らが守った花壇の方を見ると男の子が花壇に水を撒いていた。この花壇を育てている子供の一人、かつてニジヘビ団に野球場を奪われた少年の佐竹トラノスケだった。




