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「ああ言ってますけど、どうなんですか?」
紫垣が聞くと雨海博士は
「化粧品なんて興味ないんだが、この前知人に頼まれてね。試作品がある」
と懐から『悪魔的化粧水GMローズ14』と書かれた小瓶を取り出した。
直後、赤嶺が素早く手を伸ばして小瓶を奪いとった。そして彼は走り去りながらその化粧水を顔に塗りたくったのだ。
「ちょっと待ちなさい!待ちなさいってば!きえぇぇぇッ!」
タカコが奇声を上げながら追いかける。
雨海博士がニヤリとして
「効果は保証する。赤嶺くんが綺麗になったら報告をくれ」
と紫垣に言った。紫垣は小さく息をついてから
「俺に化粧品のことはわかりませんよ」
と手にした酒を口に運んだ。
向こうではセイウチ三好がみんなの手拍子に合わせながらアウロラと一緒にダンスを披露している。
ニジヘビ団が勝利の美酒に酔った一夜だった。
《 第14話 選挙の中のセイウチ おわり 》




