表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

116/403

14-11

「紫垣は基地に戻って博士に治療してもらって。他に怪我した人いたら一緒に。大丈夫な人は引き続き選挙運動ね」

セイウチ三好がてきぱきと指示を飛ばす。こうして、ニジヘビ団団員たちは公園を去っていった。

「僕、本当はつきっきりで紫垣主任の看病してあげたいんですけど」

赤嶺は紫垣を支えながら心配そうに見上げた。

「俺は大丈夫だからウグイス嬢の方を頼むよ」

紫垣は仲間に手伝われて車に乗せられた。紫垣の隣に気を失ったままの青島も運び込まれた。

助手席に乗り込んだ赤嶺がウグイス嬢を再開する。

「セイウチ三好ぃー、強い牙、くさい息、青い空、白い雲、どこから来たの、海から来たの、そんな勝手な男、セイウチ三好でございますぅー」

という赤嶺のテキトーなアナウンスとともにニジヘビ団選挙カーは走り去っていった。

公園にはプリンセス五月雨と半沢現市長とテレビクルーが残された。

半沢現市長は地面に倒れたままのプリンセス五月雨を口汚く罵った。

「ええい、ヒーローのくせに負けるとは!このバカ!おたんこなす!遺憾の意!私が再び市長になったら、お前のような役立たずなどクビにするよう管理局に要望を出してやる!」

プリンセス五月雨はよろよろと立ち上がり

「ご期待に沿えず失礼しました、半沢市長」

と半沢現市長に背を向けて歩き出した。その背中に半沢現市長は

「もう貴様の店の酒など飲んでやるもんか!忌々しき敗北者め!ばか!うんこ!ばか!うんこ!」

とさらに悪態をぶつけた。

「なんなの、あの男は…」

ユナは苦々しい顔で半沢現市長を睨みつけた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ