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14-6

「あっ、そういえばこれ飲めって言われてたんだった」

と紫垣は先日の会議終わりに博士から渡された紫垣専用エナドリ『健全元気バーサーク・ロイヤルMJ』を取り出した。

「なんですかそれ?」

赤嶺がマイクを外して紫垣に尋ねる。紫垣にはウグイス嬢ではなく素で話しかけるのは赤嶺なりの使い分けらしかった。

紫垣は瓶に張られている説明の内容を再確認しながら、

「なんでも俺専用のエナドリらしい。超高速のムーンウォーク移動ができるようになるって書いてある」

と、それを飲んだ。

「ムーンウォークって…あっ!」

赤嶺の返答が終わるのを待たず、エナドリを飲んだ紫垣は残像が残るほどの凄まじい速さでムーンウォークを始めた。

紫垣は高速ムーンウォークでプリンセス五月雨に迫った。

「うわっ!なにそれ⁉…背中で体当たりを狙ってるわね、バレバレよ!」

プリンセス五月雨は紫垣を迎え撃とうと右の拳を顎の下に引いて構えた。

「むっ!方向が分かりづらい!」

と当の紫垣は後ろ向きにしか進めないので、なかなか標的を捉えられないでいる。

「速いッ!」

プリンセス五月雨は後ろ向きに迫ってくる紫垣にパンチを繰り出すのだが、彼の体はそれよりも早く目の前を通り抜け、そして再び彼女に迫って来てはパンチをすり抜けて、を繰り返した。

「おお!これは困ったぞ。紫垣が邪魔で俺が攻撃できないじゃないか!」

セイウチ三好はプリンセス五月雨と紫垣の戦いに割って入れず困惑した。


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