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14-3

紫垣が戦闘位置に戻ると、横で青島が他の場所で選挙活動をしている仲間たちに応援要請の電話をしていた。

「なんかヒーローと戦闘になっちゃいました。公園の東口です、はい。文化会館ですか?急いでお願いします。…文化会館前でチラシ配ってる戦闘員が何人かいるから、すぐこっちに向かうってさ」

青島が仲間たちに伝えた。

ニジヘビ団に囲まれたプリンセス五月雨は、両手で髪をかき上げるセクシーなポーズを決めながら

「街の平和と安全、そして自分のお店を持つことが私の目標!」

と正義と自分の野望を同列に宣言した。

「わりとぉ、普通のキャバ嬢ぅでございますぅー」

赤嶺が拡声器を手にしてウグイス嬢っぽく言い返す。

「さっきから人のことイジるのやめなさい、メイド娘。それより、さっさと始めましょう」

プリンセス五月雨はセクシーポーズを解いてファイティングポーズに切り替えると、前に突き出した左拳でクイックイッとニジヘビ団を挑発した。それをみて青島は

「ああ、今日のヒーローは可愛いなぁ!おじさん、うれしくなっちゃう」

とため息をついた。

セイウチ三好は

「選挙活動の邪魔をするなんて、公職選挙法とかの違反じゃないのか?」

ともっともらしい質問をプリンセス五月雨にぶつけた。

「本当はダメなのかもしれないけど、あなたたちは悪の組織だから。特例として認められたみたい」

「勝手な」

「っていうか、悪の組織が選挙なんか出ちゃダメでしょ。あなたが出馬したせいで、偉い人たちが法律を変えるだ変えないだで揉めてるらしいわ」

「政治家ってのは自分らの都合に関係する事だけは仕事が早いな」

「そんな世の中を変えたいのであれば、みんなで行きましょう、選挙!」

「当選するのはこの俺だ。みんな、かかれ!」

戦闘が開始された。


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