表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

107/403

14-2

「ええい、悪党どもが清き一票などと偉そうに!ヒーローさん、あいつらをやっつけてください!」

半沢の呼びかけで、彼の選挙カーの後ろに停車している黒のワンボックスカーから黒いドレス姿の長い髪の女が降り、ニジヘビ団の前に立ちふさがった。

「真夜中に舞うネオン街の蝶、サイキックキャバ嬢・プリンセス五月雨!」

プリンセス五月雨はニジヘビ団に向かって、オープンフィンガーグローブを着用した拳でビュンビュンとシャドーボクシングのワンツーを打って見せた。

「なんか色々盛りすぎのお姉さんが出てきましたぁー。みなさま、セイウチ三好に一票をよろしくお願い致しますぅー」

赤嶺がヒーローの見たまんまをマイクで解説する。

「黙んなさい!さっさと車を降りて私と戦うのよ!」

とプリンセス五月雨は公園を指差した。

ニジヘビ団団員たちはしぶしぶ路肩に車やスクーターを駐車してヒーローが指定した公園内に入り開けた場所に戦闘隊形を整えてヒーローを待ち構えた。

ヒーローが歩いてこちらに向かっている間に、紫垣は少し離れた場所に陣取って戦闘の様子を撮影しているテレビクルーのところへ走り

「今日のヒーローは何時までですか?」

とユナに聞いた。

「ご安心ください。今回は管理局から正式に派遣されたヒーローです。番組としてはヒーロー撮影許可の料金だけで済みました。時間無制限一本勝負です。頑張ってください!」

ユナはうれしそうに答えた。

「そうなんですね」

紫垣はユナに軽く会釈して振り返ると「面倒だな」とこぼしながら戦闘位置に戻った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ