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13-3

怪人たちがぞろぞろと会議室を出る。紫垣も同じく会議室を出ようとしたところだったが

「紫垣くん、ちょっといいかな?」

と雨海博士に呼び止められた。

「なんでしょうか?」

「うむ。実はな、君専用の戦闘用エナドリを作ってみたんだ」

「俺専用のエナドリ?」

「そうだ。君専用だ。次の戦闘の時に服用して、のちほど効果のほどを報告してくれたまえ」

そういって雨海博士は紫垣に茶色の小瓶を手渡した。そして白衣を翻しながら会議室を出て行った。

紫垣は小瓶をじっと見つめ

「…これ、戦闘用なのか?」

とつぶやいたのだった。


ニジヘビ団秘密基地の食堂兼カフェ。一般客だけでなく戦闘員たちも来店しオフの時間を楽しんでいる。緑川、黄瀬、青島も酒を飲みながら運営会議に参加中の紫垣を待っていた。メイド姿のアウロラが彼らのテーブルにやってきて、緑川の隣に座った。

「こんな曲だけど、どう?」

緑川はノートPCにつないだイヤホンを隣に座るアウロラに渡し、自作の曲を聴かせた。

「うんうん、ちょっとロックが強いけど、まあいいかな」

アウロラが首を縦に振ると

「じゃあこれでいこう。歌詞は赤嶺に書いてもらってる最中だから、もう少し待って」

と緑川が言った。当の赤嶺は他の客たちにせっせとお酒やおつまみを運んでいる。


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