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いんしゅ

お読みいただきありがとうございます

お酒は用法容量を守りましょう。

高校デビューとは言え、エスカレーター式だからよっぽど変なことしなければ進学できるから実感がないね。

この世界での高校生は、キャピって感じよりも悲壮感が強め。

だってもうすぐ兵役だからね、高校在学中に結婚するとかも普通にある。

まぁ僕には相手がいないから関係ないけどね~

レーションの改良も無事終わったし、兵器開発もお爺ちゃんと一緒に順調にやってるし良い感じだと思う。

僕と奈央の誕生日5月なんだけど、もうすぐだから誕生日パーティの準備をしてる。

翡翠達もそわそわしてて、愛されてるって感じられるから良いよね。



はい5月です!誕生日パーリィだ!僕とな奈央は合同でやってる。どっちかの両親が戦場いっちゃっててボッチになることがあるので、合同にしてるんだ。

妹達から祝福され、プレゼントを貰っていく。

大事にしないとね、そして今日は飲酒も解禁!

前世ではそこそこ飲んでたので、楽しみだね。

国森さんが飲みやすいお酒を選んでくれてるので、それを飲むことにした。

アルコール度数も0.3%以下と、かなり飲みやすいらしい


「わぁこれ美味しいね、甘くて飲みやすい」

「そうね、これだったら私も好きかも」


自分がどれくらい飲めるかわからないので、チビチビと飲んでいく。

さっきまで妹達とゴロゴロっとしたりイチャイチャしてたせいなのかな?体が熱い。

ん~下着邪魔だなぁ、脱いじゃっていいかぁ


「ちょっと瑠璃、いきなり何してるのよ」

「らぁってぇくるしぃしあついんらもん」

「もう酔っぱらっちゃったの、ほんの少ししか飲んでないのに」

「むぅなぁぉわぁうるさぁぃなぁ、そんななぉにわぁこうだぁ」


ちゅー

とうるさい口を塞ぐ、咄嗟の事で回りは誰も動けていない。

「ちょ、やめ、ん、うぅ」

キスで奈央を蹂躙していく、最初は抵抗してたけど今はトローンとして動かなくなってる。


「瑠璃、いい加減にしなさい」


お母さんに引きはがされる、えぇ良いじゃんもうちょっと。


「なんれぇとめるのぉべつにへるもんらないれしょ」

「減ります!駄目よなんてことしてるの!」

「なんれころっれ、ちょっろなぉとぉちゅーしれ、しらでじゅうりんしららけぇ」

「どこでそんなこと覚えてきたの、全くこの子は。」

「なんらよぉいいらないか~なぉらっれぜんりょくれこばんでないれひょ」

「それもそれで問題なのよ!」


だめだ、熱いし苦しいしやっぱり全部脱ごう。

脱ぎ始めると、今度はお母さんに止められる。はなせーってジタバタするけど拘束は解けない。

そのうち僕は寝てしまったみたい、目が覚めると朝日が昇ってた。


「瑠璃入るわよ、昨日の事だけれど覚えているかしら?」


僕の部屋にお母さんが入って来る


「おかぁさんきぼぢわるいぃ、あだまいだいよぉ」

「質問に答えなさい」

「うぐぅ、おさけをちょっとのんだところまでしかおぼえてない。たずけで~」

「はぁ、こんなに弱いとは思ってなかったわ。こっちにいらっしゃい立てる?」

「むりぃ」

「とりあえずお風呂に入るわよ、少しは楽になるから」


お母さんに抱えられて、お風呂に連れていかれる。

つい最近も似たようなことがあったような?だめだぁ何か考えると頭痛くなるぅ。

熱いお湯につかって少し楽になったけど、頭がグワングワンしたままでリビングで苦しんでる。


「るるるるるるるっり、ききききののぬうのこrとなんだけれど」

「ぼくなにかしたの?ぜんぜんおぼえてないよぉ、うぅあたまいたいよぉ」

「え……あんなことしたのに何も覚えてないの?本当に?」


おかしな状態の奈央が話しかけてきたと思ったら、急にスンって真顔になった。

どういうことさ?


「ちびちびっておさけのんだところまでしかおぼえてないよ~」

「そう、そうなの、初めてだったのに。酷い瑠璃なんて大嫌いよ」


二日酔いで苦しむ僕に、大嫌いって言って去っていく。

泣いてたっぽいけど、ごめん今は無理。

胃の中身が全部出そうだし、頭痛いしどうしようもない。

何かしでかしたみたいだけど、とりあえず誰か助けてぇ。






二日酔いが落ち着いてきた午後に昨日のことを聞いた。

奈央にやばい勢いでキスしてたらしい。

そんなことしたら、嫌われて当然だよね。

謝って許してくれるかわからないけれど、部屋に向かう。

ドアをノックしたら入って良いって返事が返ってきたので、部屋に入ると。

お酒の瓶を抱えた奈央がいた…

それスピリタスじゃん、だめだってそんなの飲んだら。

もうほとんど残ってない、慌てて近寄ると


「ふへへぇりゅりらぁ、らいしゅきぃ」


べろんべろんの奈央にタックルされて押し倒された。

酔ってるのもあるだろうけど、目がやばいよ?なんか血走ってるよ?


「あんなころしらんらから、せきにんとっれもりゃう」


あ、これは何かを失うって本能で理解した。

ふへへって笑ってるけど怖い、逃げようとしても酔ってる奈央の動きが速い。


「りゅりがぁそのちゅもちにゃら、わらしらってぇ」


もうダメだって思った瞬間に


「この馬鹿娘がぁぁぁぁ」


って怒声とともに香奈さんのラリアットがさく裂した。

無事ですか、大丈夫ですかって心配してくれるけどさ。

奈央白目向いて泡吹いてるよ、心配どころか救急車呼ばないとダメだって。



その後僕たち二人は禁酒を言い渡された。

今後保護者のいない場所では絶対に、飲んではダメだと宣言される。

僕たちは互いにしたことが、大概だったためにちょっと気まずい感じになってしまった。


「おねーちゃんたちけんかしたの?けんかしたらごめんなさいしなきゃだめなんだよ」


って翡翠に言われて、僕たちは謝りあった。

お酒って怖いね…

飲酒

16歳から可能、下手したら19とかで死ぬからね。

瑠璃は空気中にアルコールが多く漂ってたり、べろんべろんの人が近くにいても大丈夫。

でも少しでも飲むと、直ぐに酔う。

ウイスキーボンボンは平気

酔うと脱いで、キス魔になる。


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