がっこうでのたちいち
お読みいただきありがとうございます
どっちの視点でも生きてて、今は美容にも気を付けて生きてる。
男子とも気軽に喋る美少女。
前書き書いてたらこんな娘知らないって思う不思議
ロマン兵器を開発したり、妹達と遊んでたら中学3年生になってました。
日々充実してると、1年がアッという間だよね。
仕事で忙殺されても早いけど…
最近僕は学校で先生って呼ばれてる、きっかけは大したことじゃないんだよ?
男子と馬鹿話してたら、どうやったらモテるようになると思う?って聞かれて色々アドバイスしてあげたんだ。
男と女どっちも生きてると、見える物ってあるんだよね。
アドバイスした男子が真面目に取り組んだ結果モテ始めて、そこからは千客万来だよ。
僕はモテないのにね、まぁ男と付き合うっていうのがなんかなぁって思ってるから良いけど。
でもこんな状況だとま~た虐められるかなって思ったら、高校生のギャルギャルしい先輩に呼び出されたんだ。
キタコレ!って思って喜び勇んで行ったら、恋愛相談された。
違うそうじゃない、もっと女のドロドロしたのを期待してたのに。
あれだけ男子に的確なアドバイス出来るんなら、女子にもできるでしょってことで相談されたんだけど、正直美容とかは個々人のお財布事情がかかわってくるじゃん?
だから思春期男子がどんな風に見るかって話をしたら、これがまた好評でさ。
そこからは、男子女子どっちが相談するかで抗争が起きかけるほどの盛り上がりを見せたよ。
楽しくそれを眺めてたのに、奈央に趣味が悪いって怒られた。
奈央主導で曜日ごと分けて相談を受けることして落ち着いたんだけど、僕の立場は恋愛の先生で落ち着いた。
僕自身は恋愛したことないんだけどねぇ
「ちょっと、先生聞いてるの!今度のデートの服これでいいと思う?」
「あぁハーちゃん先輩ごめんなさい、どれどれ?」
「もーちゃんとしてよね、これとこれで悩んでるんだけどさ」
「ん~うぅ?ハーちゃん先輩これでどこ行くの?」
「カレシの家だけど?」
「え、一線超える感じ?乙女のハーちゃん先輩にしては思い切ったね」
「ななななにゃんでそんな話になるのよ!」
「だってどっちの服も正直エッチだよ、これで彼氏さんの家にいったらそりゃもぅガバーってもんだね」
ハーちゃん先輩はあわわわわわわって顔真っ赤にしてる、見た目ギャルだけど中身乙女で可愛い人だからなぁ。
服の好みが派手なだけなんだけどね。
「ちょちょちょどうしたら良い先生、わたしそこまでは考えてない」
「ん~もっと大人しい感じにしたほうが良いね、ただ大人しくしすぎるとギャップがすごいからね。それはそれでガバーだよ」
「わたしはただ遊びに行くだけのつもりなのにぃ」
「いやいや、思春期男子舐めちゃだめだよ。彼女と自分の部屋で二人っきりとか、もうね。飢えたオオカミに食べられに行くようなものだよ?」
「べべべ別の所にでーといくぅ」
ぷしゅーっと音が出そうなくらい顔真っ赤にしてる、これは僕が彼氏だったら襲ってるね。
よく我慢してると思うよ彼氏さんは。
「ちゃんと彼氏さんに行った方がいいよ、段階を踏んでゆっくりと進みたいって。彼氏さんの事は好きだけど、そういうことはまだちょっと怖いって」
「そうする、恥ずかしいけどちゃんと言う」
「そうそう、それでなんか言う男だったら振っちゃいな。碌な男じゃないから、ハーちゃん先輩を大事にしてくれる人探さなきゃ」
「先生が男だったら付き合ってたのに」
よせやい、照れるじゃないかって視線をずらしたら奈央がめっちゃ睨んでた。こわひ
覇王院波留
ハーちゃん先輩
見た目ギャルっとした乙女、瑠璃のうわさを聞いて相談した結果友達になった人。
幼馴染が彼氏、両想いの良いカップル。
得意魔術は占星術、良く当たるけど本人は嫌いな模様。
良いことも悪いことも当たる、当たる場合は回避がほぼ不可能。
占って死期が見えたら、その人は大体死ぬ。
占って何も見えないと、その人の未来は無いことがわかる。
結構心に来る魔法。




