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だがしでーと

お読みいただきありがとうございます

子供にとっての駄菓子屋さんは最高の場所だと思います


最近、翡翠と遊べてなかったので二人でお買い物に行くことにした。

駄菓子屋さんデートに行こうとしたら、奈央も付いてきたので


「翡翠とのデートだから、奈央は家で待ってて」

「あのね、私で済んで良かったと思いなさい。旦那様か奥様が一緒に行くって話になってたのよ」

「なんでそんな話になるのさ、すぐそこだよ?それなのになんでさ」

「瑠璃の事が心配だからでしょう、前の家であんなことがあったんだから当然よ」

「僕に自由は無いの?やだやだデートするの二人で行くの」

「あきらめなさい、もっと年齢を重ねるかなにかしないとむりよ」


ショックだ、すぐそこなのに過保護なんだから全く。

仕方なく3人で手をつないで駄菓子屋に向かう。

予算は一人千円…多すぎる気がするけど大丈夫かな?


「おねーちゃん、おねーちゃんいっぱいおかしがあるよ」

「そうだね、いっぱいあるね」

「どれがいいかな、えらばないとおかねたりないよね?」

「大丈夫だよ、一個づつはすごーく安いから。お菓子の家が作れちゃうくらいかえちゃうよ」

「わぁすごいね、いっぱいえらぶ。こんどみんなでたべるぶんもえらぶ」


わーいってはしゃぐ翡翠が可愛い。もう言語能力が低下するくらい可愛い。

僕も何か選んで、翡翠が選びすぎたら買ってあげようかな。


「奈央それは止めておいたほうが良いと思うよ」

「今回はきっと当たるはずだから大丈夫よ」

「前もそう言ってダメだったでしょ、くじ引きはあってないんだからやめなよ」

「おねーちゃん、なおおねーちゃんくじびきしちゃだめなの?」

「奈央はね、いろんな所で何回も何回もくじ引きしてハズレ以外を引いたことが無いんだよ。おみくじくらいかな?普通の結果になるのは」

「なおおねーちゃんヒーがかわりにひいてあげる」


そういうと翡翠は、ぴゅーっと駄菓子屋のおばさんにくじ一回ひかせてっていって引いてる。

この手のくじはとくにあたらないんだけどねぇ


「おねーちゃん、なおおねーちゃん1ばんひけたよ」


妹は持ってるみたいだ、流石僕の妹


「はい、なおおねーちゃんこれあげる」

「いいの?翡翠があてたのよ?」

「なおおねーちゃんのためにひいたんだもん、それになおおねーちゃんプ〇キュアすきでしょ。だからあげる」

「ありがとう、嬉しいわ。景品関係はオークションで落札したことしかないから。代わりにお菓子かってあげるわね、どれがいい?」


良い話だなぁって見てたら、僕がやりたいこと奈央がやってるずるいぞ。

その後はキャッキャしながらお菓子を大量に購入した。

でもね、翡翠その嘘みたいにでかい麩菓子どうするの?

おやつの時間に食べたら晩御飯食べれなくなっちゃうよ、味も飽きるんじゃないかな。


「これをみんなでたべるの、おっきいからみんなおどろくの」

「そうだね、こんなでかいのが150円で売ってることに僕は心底驚いてるからね。皆も相当びっくりするだろうね」


だってこの麩菓子1メートルはありそうだよ、価格破壊ってこういう事なのかな。

翡翠は麩菓子を持ってルンルンだし、奈央は景品を大事そうに抱えてルンルンだ。

でもね、二人とも。

3千円で買った大量の駄菓子を全部持ってるの、僕だよ。

別にいいんだけどさ、二人の分を持つことは。

でもちょーっと位持ってくれると嬉しいんだけどなぁ


「あ、おねえちゃん」


をもってくれるのかな?


「おくちあけて、これあげる」


違ったけど、ラムネ菓子をあ~んしてくれた。

合法のラムネでガンギマリです、このままお菓子を抱えて帰っちゃうぞ。

ヒャッハー

でかい麩菓子

実在する物は400円位のお値段だったはず

さくら棒なる物もあるらしい。

食べてみたいとは思うけど、絶対飽きるってわかるやつ

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