表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
62/192

せいさくしゃとつよいひと

お読みいただきありがとうございます

カードゲームするならあれ作らないと。

新キャラ出ます。

有明でのスカウトは、大豊作と言って間違いない。

前世では大人気イラストレーターだった人たちが、結構な数燻っていた。

そんな人たちを丸っとスカウトして契約を結んだんだ。

僕自身は絵を全くかかないけれど、ある人の助言により納期だったりに余裕を持った契約になったよ。

そんなアドバイスをくれた人も僕の会社に入社した


「ふひふひひ、ふひひふひひひ、ふひひひひ」

「あ~なるほど確かにそうですね、僕もそれは懸念してたんですけどやっぱり対策が必要か」

「ふひっひふひ、ふひひふひ?」

「そっか、そんな方法もあるんだ。やっぱり、無天さんは頼りになるな~」

「ふひひ」


「有明の女王」無天白由(むてんさゆ)さん、二つ名持の優秀な人でちょっとコミュ障なところを除けば戦績も十分ある。

慣れてくると普通に喋れるらしいけど、今はこれが精一杯なんだって。

前世でクリエイターの急死だったりをニュースで見た僕は、この世界では福利厚生をしっかりとした雇用を心がけてる。

僕の考えに賛同してくれての入社になる、この世界のオタク文化に造詣が深くどんなジャンルでも深みにはまり落ちた凄い人だよ。

メカクレ女子なのもポイント高いし、何もないところで転ぶことのできる稀有な人さ。


「ねえねえなんで瑠璃ちゃんはそれで会話できるの?おねーさんまったくわかんなーい」

「パッションかな?」

「通訳してくれないと無理だからね、私そんなに無天さんと絡んだことないから」

「ちょっと関東方面司令官、それでいいの?」

「戦場になかなか出てこない人なんだもの、要請が無い限り外に出ないって有名なのよ」

「ふひひ、ふひ!」


無天さんもそんな、アニメ見たりゲームしてるって胸を張って言わないで欲しいなぁ。

しかしかなりの物をもっている、これはたまちゃんと同レベルなのでは?

暫く凝視していると、


「ふひぃぃぃ」


って言いながら胸の前で手をバタバタと振っている、かわえぇのぅ

無天さんを不用意に社会に投げこんだら、オオカミが群れを成してやって来るだろうね。

強めのお酒で酔わせて、後は…ぐへへ

無天さんは僕が守護らなければ!


「ふひ?ふひっひ?」

「あーこれは私でもわかる。無天さん良いい?瑠璃ちゃんはね偶にこうなるの、気にしたらまけよ。天から与えられたのは才能だけじゃなかったのよ」

「ふひひ・・・」


我が社の副社長と専務が僕をイジメるー


そんなやり取りをしながらも僕のカードゲームは発売体制を整えていく、各種雑誌に広告も載せたし後は待つだけだね。

有名企業と提携して、オリジナルカードゲーム・版権カードゲームを作成したよ。

後々参戦してきそうなところとは、先に握手しておく作戦だね。

版権の方は利益はほぼ版権もとに回してるから、それもあってスムーズに動けた。

あとね、あとね、絶対作りたいものも同時に発売するよ!

カード第一弾に合わせて、デュエルディスクも発売する。

魔法の力で実際にカードに絵がかれたモンスターが立体的に描写される、試作品で国森さんと無天さんがデュエルしてたけどめっちゃノリノリだった。

初めて右手を無くして本気で後悔したよ。

でもでも、翡翠がね


「おねーちゃんそれつけて、ヒーが引く。いっしょにあそぼ」


なんて言ってくれるんだ、やっぱり僕の妹は最高だね。

エリス・フォン・ローゼル

欧州の伯爵令嬢、父親が外交官でそのつながりで恋と友人になる。

聖女の力に目覚め、カイルに剣をささげられる。

カイルは気になる存在ではあるが、まだまだその気持ちに名前が付いていない。

翡翠が日本人形だとしたらエリスは美少女フィギュア きゃわわ


瑠璃がエリスの名前を聞いても直ぐに聖女だって思わなかったのは、瑠璃の記憶力の問題。

前世で日本ルートを3周、他国を1周しかしてないからよく覚えてない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ