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あいるびーばっくのつもりじゃなかった

ずーっと瑠璃はおかしい所がありました。

そこをかければいいかなって。

現在僕は病院にいます!

退院したその日にとんぼ返りとか、僕以上に看護師さん達も思ってなかったようで驚かれたよ。

奈央のタックルで頭を床に叩きつけたみたいで、頭蓋骨にひびが入りました。

もともとお母さんにかなりダメージを入れられていたところに、大きな衝撃を貰ったせいみたい。

お母さん的には本当に優しく掴んでる認識だったみたいなんだけど、僕の発言が余りにもアレすぎて力加減を間違えたみたい。

うっかりさんだね。

意識が戻ってから事情を聴いて、ケラケラ笑ってたら脳に障害が!急いで検査DA!と周囲を慌てさせてしまった。

大丈夫大丈夫と健康っぷりをアピールしてもダメだった、げせぬ。

まぁ検査自体は後で行うことになったので、お母さんと奈央とお話の時間がやって来る。

勿論さっきの事は謝られて、許した後だよ。


「えーっと僕がああいった発言をした理由だっけ?」

「そうよ、瑠璃が馬鹿にされていたのは解っていたでしょう。それなのに同調する発言をするなんてお母さんは理解できません」

「魔力に寄るとかっていうバカげた話は別として、言ってることが正しいと思ったんだもん。家の事を考えれば叔父さん達が行ってたことは理解できるしさ」

「そんなことを子供が考える必要ありません、瑠璃の将来に家の事を考える必要はないわ」

「必要ないわけないじゃないか、お母さんとお父さんの血を引いてるんだよ。皇と四神の血は軽くないよ。僕が頑張れば翡翠が自由になるなら、問題ないよ」

「瑠璃の頑張るっていうのは、犠牲になるって意味なの?お母さんはそんなことを教えたつもりはないわ」

「僕の将来はお爺ちゃんに相談するから良いよ。さ、次は奈央の番だね」


強制的に話を切ってしまう、お母さんの言うこともわかるんだけどね。

お爺ちゃんは孫にはデレデレだけど、シビアな面もしっかりとあるから良いようにしてくれるでしょ。


「瑠璃は私が翡翠付になってもいいの?瑠璃から離れてしまってもいいの?」

「僕としてはそのほうが良いと思ってるよ」


奈央はポロポロと泣き出す


「私はもうそばにいちゃダメなの?やだよぉ」

「ん~何か僕と奈央でかみ合ってないね。側付きじゃなかったら友達じゃなくなるの?側付きじゃなかったら一緒には居られないの? 別に役職なんて関係ないと僕は思うんだけど。それにさ、僕ってば五体満足でも大きくなったら、翡翠と同じ戦場には立てないと思うんだ。魔力が少なすぎるからさ、そんな時に奈央に翡翠を守ってほしいかったんだけど」

「私が守りたいのは瑠璃なの、翡翠じゃなくて瑠璃なの」


こっちの説得にも失敗したみたい、僕のネゴシエーション能力低すぎぃ

そんなこんなで、話をしているうちに結構時間がたったみたいで検査の時間がやってきた。


「やっと光輝と鈴とのんびりできると思ったら、あんたたちは何してくれてるのよ」


プリプリ怒ってる奏さんがやってきた。

大丈夫だと思って退院させたら、即日カムバックしてくるんだもんね。

理由も理由だし、確認したらそりゃ怒るよ。

夫婦喧嘩、喧嘩

この世界での喧嘩はシャレにならない規模になる。

イメージとしては某アメコミヒーローの戦闘みたいになる。

力の危うさを教え続けるので、滅多なことでは喧嘩が起きない世の中。

ただプッツンきちゃったよ…となると被害が凄い

夫婦喧嘩は犬も食わぬというけれど、この世界では夫婦喧嘩は周囲が吹き飛ぶ

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