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みんなでりょこーからのきたく

旅行シリーズ終了

次話からを最初に思いついて始めたシリーズなんですが、かなり方向性が変わります。


二日酔いだったり精神的なダメージだったりを負った後は、回復のためにお昼寝をすることになった。

遅めのお昼ご飯を食べた後は牧場に移動して、羊をもふったりソフトクリームを食べたりするんだ。

田中さんを日々もふってはいるけれど、他の動物をもふるきかいは全然ないので楽しみ。


「おねーちゃんひつじさんがいっぱいだね、でももこもこじゃないよ」

「あ…夏にもこもこだったら暑いもんね、そりゃ刈り取ってるよね」


いやぁイメージの中の羊は年がら年中もふもふだったからすっかり忘れてた、冷静になればわかるじゃん。

全力でもふろうと思ってた僕たちはショックを受けてしまうけど、そこにすかさず田中さんが寄ってきてくれる。あぁんなんて良い手触りなんでしょう、荒んだ心が癒されるなぁ。

八つ当たり気味にソフトクリームとか牛乳を楽しんだ。

牧場を楽しんで、帰ろうとしたらお父さんが大きな羊のぬいぐるみを買ってくれた、悔しさが伝わってたみたいだ。基本的にはカッコいいお父さんなのに、なんでたまにすごい残念な行動とか発言をするんだろう。なんて考えてたら


「とってもよく似てるわね、二人とももっとしっかりしてくれると嬉しいのに」


なんてお母さんに言われてしまった。

僕とお父さん揃ってショックを受けてガックリしてると周りから笑われちゃった、確かにこれはよく似てるね。

帰りも電車に乗って帰るけど1泊二日とは思えない密度の旅行だったと思う、妹達もいろんなことを経験できたし僕も楽しかったしでいい旅行だった。

もうすぐお盆の時期だしお父さんも、お母さんもゆっくり休めたんじゃないかな。

お盆になると鬼も活発になるみたいで、毎年お盆時期は大変そう。

地獄の蓋が開くなんて言うこともあるけど、お盆時期はほんとにふたが開くみたい。

大きな蓋がアメリカに常時開いてるけど、小さな蓋を通って鬼たちが出てくるんだって。

まぁ我が家にはお母さんが結界を施してくれてるから、小鬼程度じゃ入ってこれない安全地帯なんだけどね。

世界設定

お盆は地獄の蓋ががばーっと開く、お盆休みなんて物は無い。

各霊場は臨戦態勢を常に維持している、休める人はいない。

恐山とか樹海とかやばいっす。

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