だ~っと行ってギュウ
幼女との戯れ回
平和なのです。
僕の意思がこの体で目覚めてから数か月、僕ってば女の子になってました。
推定年齢10カ月です。
前世の両親よ、先立つ不幸をお許しください。
ぶっちゃけ今の両親が好きすぎて、前世の事がどうでもよくなってるのはかなりある。
だってお父さんイケメンで、お母さん美女だよ?夫婦仲もすこぶる良好っぽいし優しいし、もぅ好き!
しかもお金持ちっぽいんですよ!なんか執事とメイドさんいるんだもん。
こちらもご夫婦で瀬場須さんっていうらしい。
執事の瀬場須智梁さんは推定40代、メイドの瀬場須香奈さんは推定20代前半
…やるじゃん
お子さんもいらっしゃいます、僕とほとんど同じ年齢に見える女の子が。
赤さんで活動範囲の狭い僕にとっては唯一の友達!二人ともちゃんと喋れないけど友達さ!
前世では友達いなかったから新鮮で楽しいね。
お名前は瀬場須奈央ちゃん、今日も奈央ちゃんを見つけたらダッシュ(はいはい)で近寄ってぎゅ~っと抱きしめます!
「な~あそぼ」
呂律が回らないのでな~呼びです。
ちなみにお父さんとお母さんより先に、な~って言ってたらお父さん膝から崩れ落ちて泣いてたよ。
イケメンざまぁ!もう少し大きくなったらお父さんの入った後のお風呂なんて入りたくないって言って絶望させてやるからな!ふははははは
「る~なにしてあそうの?」
奈央ちゃんは賢い子です、僕より呂律がしっかりしてるもん。
「た~さんといっそにごりょごりょすりゅ」
た~さんとは、我が家の番犬の田中さんのこと。
田中さん、までが名前なので注意です。
なんかすっごいでっかくてモフモフしてて、たぶん僕より賢い犬。
僕と奈央ちゃんが突撃していっても優しく抱き留めてくれる、素敵なレディだ。
両親になんで田中さんなの?って頑張って聞いてみたらお母様が、
「だって田中さんって顔してるでしょう。だから田中さんなのよ」
っておっしゃった。
え、うんと納得しようとしてたらお父さんが僕を抱きかかえ、僕にしか聞こえない様に
「お母さんのネーミングセンスだけは引きついじゃだめだよ、僕らには見えない何かを見て名前を決めているから。何をさせても凄い上手にこなすのに唯一の欠点と言えるからね」
美人のお母さんの残念要素かぁ、ふと気になって自分を指さして
「る~はなんれる~?」
と言ってみたらお母さんたらニッコリ笑顔で
「るりっと出てきたからよ」
なんていうの。
ちょっと怖いと思っちゃった僕は悪くない、悪くないよね?
お父さんも僕をぎゅっと抱きしめてくれて、なでなでしてくれたので
お風呂の下りは言わないでおいてあげようと決めた。
一緒に洗濯しないで!は言うつもりだけどな!
奈央ちゃんと田中さんに突撃してモフモフを堪能させてもらいつつ、気が付いたらすやぁっとお昼寝してた。
田中さんの包容力マジ半端ないっす、将来の参考にさせてもらうっす!
瀬場須奈央設定1
瑠璃ちゃんちのメイドさんの子供
同い年なので、一緒にいて仲良くなっておけば将来の関係性も安泰だねって両家の思惑があって一緒に成長中。
瑠璃ちゃんが頑張って喋ろうとするので、奈央ちゃんもお喋り頑張り中