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しょーとなにちじょうに

細かいネタが思い浮かんでも1話にするには弱い!そんな時にこういった回が生まれます。

くまさん


「ひしゅいねえしゃまのおへやはくましゃんのぬいぐるみがいっぱいですわ~」

「そうだよーヒーはくまさんのぬいぐるみがすきなの、ほんもののくまさんはちょっとこわいの」

「るぃおねぇさんのおへやはどんなものがるの?」

「僕の部屋は本とゲームくらいしかないかな、可愛い物はほとんどないかも。ぬいぐるみもヒーちゃんに貰った子が1個あるだけだね」

「そうなんですの~かわいいおへやなのかとおもいましたわ」

「おねーちゃにあげたこはジムっておなまえなの」


え、ジムだったのあの子?僕初耳なんですけど!?


「ヒーちゃんなんでジムってお名前なの?お姉ちゃん知りたいな」

「ふぇ?おかおがジムってかんじだったからだよ」


聞いた瞬間にお父さんに連絡をした、魔法以外でもお母さんの血をしっかり引いていたんだね。今夜はお父さんと瀬場須さんと会議です。



それはそう


最近お父さんが元気がない。しかもちらちら僕を見てくるウザい。ウザさと可哀そうさの天秤で可哀そうに傾いたので話を聞いてあげる。


「お父さんどうしたの元気ないの?」

「あぁ瑠璃実はな、最近奈央に避けられている気がするんだいったい何が原因なんだろうか」


なるほど、奈央に避けられたのがショックだったのか。というか理由なんて一つしかない、何を分かり切ったことを聞いてくるんだこの父親は


「え、そんなの理由は一つじゃない」

「わかるのか瑠璃、お父さんに教えてくれるか」

「加減もせずに殺気を僕達にあてたせいで、怖がられてるだけだよ。僕だって最初はビクッとしたもん、僕より繊細な奈央が怖がるのは当然だよね」

「なんてことだ、お父さんが馬鹿だったせいだ」

「そうだね」


なんかショック受けて泣いちゃった、お母さんに事情を説明して慰めてもらっておこう。僕より繊細な奈央よりも繊細なくせに、勢いで動くからだよ。



おもちゃ


この世界のおもちゃヤヴァイかもしれない、なんでアニメの魔法少女変身アイテムのおもちゃで本当に変身できてしまうのか…

戦隊ヒーローの合体ロボットとか自動で合体するし変形するし、魔力ってスゲーって変な実感の仕方しちゃった。

これはアレですわ、この世界では存在していないアニメの原作とかシナリオを描き上げて制作会社に流したらとんでもないおもちゃが手に入るかもしれない。

僕がこの世界に転生して翡翠を全力で可愛がるって目標の他に、野望が出来た瞬間だった。コツコツ作成していこう。

あ、変身したのはもちろん奈央ちゃんです。可愛い物すきだからね。むふ~ってしてる奈央ちゃんを写真に収めておく、バレない様に。



にゃおちゃん



「にゃおねえしゃま」


その時僕に電流が走った、下が回らなかった恋も可愛かったけれど今はそれどころじゃない。

取り急ぎカチューシャといらない布切れと綿を手元に集め作業を進める。これでも裁縫は得意なんだ、お母さんと一緒にちくちくしたりしてる。今はその時に培った技術を全力で発揮する時!

物の5分で作り上げた僕は奈央に完成品を渡す


「奈央ちゃんこれ付けて」

「嫌よ、馬鹿なの?」


7文字で切って落とされた、ばかなぁ


「短時間で作ったにしては良い出来だと思うんだけど、クオリティーが低かった?」

「そういう問題じゃないのよ、なんでこんな物を作ったのよ」

「え?僕がにゃおちゃんを見たいと思ったから、きっとかわいいだろうなぁって」

「ひーもみたい」「れんもみたいですわ」「りんもみたい」

「なおおぇたんいやがってるよ、いやなことしちゃだめだよ」

「ふふふ里兎ちゃん違うよ、これは嫌がってるんじゃなくて付けたいけど恥ずかし!でも付けたい!って感情に陥った奈央ちゃんの照れ隠しだよ。嫌がってるわけじゃないよ」

「なおおぇたんそうなの?いやじゃないの?」

「う、あ、えーっと」


純粋な瞳に見つめられ、奈央がうろたえている。素直になるのだ奈央よ、心の扉を開くのじゃ。

恥ずかしさにプルプルしながら猫耳付きカチューシャを頭につけ尻尾を安全ピンで固定する。

羞恥に身もだえるびしょうじょはかぁいいね。


「奈央ちゃん奈央ちゃん、にゃーってにゃーって言って」

「に、にゃ~」


パシャっと記録に残したらグーパンが飛んできた。照れて顔を赤くしながら馬鹿ーって殴ってきたので回避より写真撮影を優先したら、顎に貰っちゃって気を失いました。

起きたらにっこにこのお母さんが目の前にいて、一通り怒られた後に僕も猫耳つけた状態で写真撮影された。恥ずかしくて顔真っ赤になった。奈央に謝って仲直り、その時思ったことは衝動に身を任せすぎては行けないってことだった。お母さんの携帯の待ち受けが猫耳の僕になってるんだもん、ゆるじてぇ

一等星光輝

でかい!ムキムキ!かわいい!?

三拍子そろった凄い人。戦場で助けた奏さんのアプローチに負け結婚、その縁で四神家と親しくなる。

まぁ前からお父さんのことは狙ってたけどね。

可愛い、奇麗が好きで美の探究者、そして二つ名持。

「重力の戦車」

可愛くないので本人には不評、周りからはまさにそれって好評。


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