おやくそく
お読みいただきありがとうございます
お約束は大事すっごく大事、追い詰められたラスボスがやる行動は形式美があると思う
翡翠が将棋からイメージを受けて作り上げた魔法、焔軍は今までは最大5体くらいだったんだ
魔力は十分あるんだけど、脳の処理が追い付かないみたいなんだよね
ところが今回は宝珠の力で無理やり軍団を作り上げちゃったよ、疲労とか虚脱感とかをテンションで全部ねじ伏せての荒業だよ
僕への愛の力だと思うと僕も負けてられないよ
自分の身体能力を確かめるために軽くジャンプする、ふへへ揺れるね
生まれて初めて、前世を合わせても初めての感覚だテンション上がるぅ
僕と翡翠が準備してる間に、向こうも準備してたみたい
人間もどきを500以上出してるし、どんどんと出してるね
門の力場が乱れてるから、数でとりあえず押し込もうって考えかな?
戦争は数って僕の尊敬する人も行ってるけれど、こっちは少なくても一騎当千だ
負けるわけないじゃない、だいたい天逆鉾の別名知ってるのかな?まぁアメリカ人はしらないか
天魔反戈って言うんだよ、今の状況にぴったりだよね
運命ってねじ伏せるものだけど、ここまで状況が揃うと思う所はあるよね
「さぁ行ってみようか!祓いたまへ清めたまへってね」
「狂車突貫!!蹴散らしちゃうの!」
僕たち姉妹は元凶目掛け突き進んでいく、真っ直ぐ真っ直ぐ進んでいく
周りの人もどきは僕の頼れる前鬼後鬼に任せて進む、翡翠は炎兵に任せてるね
さっき突っ込ませてた狂車は大爆発してたよ、朱の巫女の炎で大爆発だもん凄いことになってた
それに比べると炎兵は地味だけど、盾の役目として十分みたい
神器使ってる僕と同じ速度で進んでる、やっぱり僕の妹は凄いね
「意外とこのままいけそうなのじゃ?大した事なかt「っこら馬鹿たま!そういうことは言うんじゃない!」
何とか止めたけど、ほらぁやっぱりなんか来たじゃん
今までの人もどきとは見るからに違う、だってまず大きいもん
5m位あるんだけどなにこれ、そこら中から手が生えてるし顔もついてる気持ち悪い
「ダメですよ、私の家で暴れては。少し多めに命を吹き込んだそれで大人しくしてくださいな」
「舐られてる?高々これくらいで止まるわけないでしょ」
「そ・う・よ!数だけじゃダメダメ、筋肉を鍛えてからかかっていらっしゃい」
きらりちゃんが突っ込んでいく、相手の大ぶりな拳をスッと避けて懐に入り込んむ
華麗だね~なんであんなに柔らかい動きが出来るんだろう
ドンってお腹に響く音がしたと思ったら、でっかい人もどきは吹き飛んでった
「さぁ足を止めずに進みましょ」
あの筋肉の圧力は憧れすら覚えるね
「困りましたね、ではこれはどうでしょう」
元凶が分裂した!?
「「「「1人ではお相手が大変なので4人で対応いたします」」」」
「人じゃない癖に人って言うのは止めて欲しいね、たまちゃん呑兵衛1鬼づつお願いね」
「よかろう、力はあまり落ちておらんようだ。油断するでないぞ」
「任せるのじゃ!わらわの凄いところ見せるのじゃ!!」
「お姉ちゃん!私も一匹貰うね、本当は一緒のが良いんだけど…」
「しかたないよ、奈央達だとちょっと厳しそうだからね。いつもと逆の立場だよね、時間制限あるけど」
奈央たちはきらりちゃんといっしょに人もどきを処理してくれてる
数が多いから、結構大変そうだ
早く倒しちゃわないと、僕も何時までこの状態かわかんないし
「あら、貴女が相手ですか」
「そうだよっと」
「挨拶も出来ないなんて野蛮ですね」
「そうそう僕は野蛮なのさ、だから何でもしちゃうよ」
鬼神達みたいに自分の力でねじ伏せるなんて僕にはできない
翡翠みたいに才能と努力で培った物をテンションで纏め上げるなんて僕にはできない
卑怯でも野蛮でもなんだっていい、こいつはここで倒すんだ
1秒でも早く早く、少しでも早く
「何を焦ってるのです」
焔軍
狂車→突っ込んで大爆発する
炎兵→歩兵、迂闊に触ると朱の巫女の力で燃える
燃馬→翡翠も乗れない馬、乗れるのは炎兵だけ
朱飛・朱角→仁王像みたいな見た目で強い
火金・火銀→60センチ位の大きさで翡翠の周りを飛び回る、防御攻撃ようのビット
何時もは状況に応じて呼び出すのを変えてたけれど、テンションで全部呼び出したよ




