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あ、こいつまたなにか

お読みいただきありがとうございます

まったくうちの子は直ぐに限界以上の事をしようとするので困ります

「流石に堪えました、ですのでお返しです」

「な、耐えきったのじゃ!?」


直後に熱風と衝撃が襲い掛かる

僕は銀河号を盾にして皆を守る、魔導エンジン全開だぁぁぁ


「あらあら、生き残るなんて凄いです。美味しく食べた魔導核をおすそ分けしてあげたんですけどね」


銀河号はアラートはなりっぱなしだけどまだまだ動く状態だ、正直これだけで済んでるのが信じられない

皆も無事みたいだし、何とか耐えきったかな


「我が守っておるのだ、そう易々と抜ける訳があるまい」

「呑兵衛!大丈夫!?抑え込んでくれたの?」


皆の盾になった銀河号の前、そこに呑兵衛が立ってた

お洒落さんの呑兵衛の着物がボロボロになってる、ここまで追い込まれるなんて考えてなかった


「瑠璃よ玉藻のアレが通じぬなら、いったん引く方がよいぞ。愚か者ではあるがアレは戦機は逃さん、その玉藻が放った業を耐えられたのだ策を練るしかあるまい」

「残念だけど、ここで倒しきるよ」

「瑠璃にしては愚かな選択をする、何故だ」

「時間は僕らの敵だよ、あいつ少しづつ動きが良くなってるんだよ。学習してる気がする、能力にかまけてた敵が基礎をしっかりするとか負けフラグだと思うんだ」

「そんな事は我も気が付いておる、しかしこの絡繰りを何とかせねばどうしようもあるまい」

「僕の思い付きに付き合ってくれないかな?」

「よかろう、はるばるここまで来たのだ、これで終いでは面白うない」

「わらわも付き合うのじゃ!何すればいいのじゃ?」

「時間を稼いでほしいんだ、準備するからさ」


僕は銀河号を降りて、命を呼ぶ


「銀河一刀流は覚えきってる?」

「はい!秘伝まで伝授してもらってます」

「秘伝の名前は?」

「断界です。でも先輩アイツには通じませんでしたよ」

「アイツに撃つんじゃないよ、本当に世界を断てるんだよね?名前負けしてるとかじゃないよね?」

「断てます、まだまだ俺未熟ですけど銀河一刀流に虚言無しです」

「準備しておいて、場所は指示するから」


世界切るとかおかしな流派だね、まぁいいよ使える物は何でも使わないと

よーし次は晴明だ!


「お~い晴明!ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

「なにかな?この状況で私に聞きたいだなんてどんなことかな?」

「ちょっと門とアイツのつながりが一番強い場所調べて、命が世界を断てるからつながりが弱くなったところで閉め始めちゃおう」

「なんとも行き当たりばったりな発言だけれども、この場においては良い案かもしれない。さっきの玉藻の前のアレで門の力が乱れてるんだ、今なら見つけられるかもしれない」

「早めにお願いね!魔導核の爆風を何度もまき散らされると流石に終わりだよ」


何て言ったのがいけなかったんだろうか、言霊ってやつはあるんだね

元凶がまた使いやがってくれましたよ!

初見だったから呑兵衛も大ダメージだったけど、2度目ともなればある程度見切ってきてる

奈央の防御魔法もあるし、ある程度は耐えれてる

命と晴明の準備が出来たとしても、この爆風を進むのは大変だ

仕方ない、僕も最後の切り札の使い時かな

いやぁまさか本当にコレ使うことになるなんて思ってなかったなぁ


「お姉ぇちゃん?何してるの?ダメだよ危ないからじっとしてないと」

「鈴はまだ宝玉使ってないね、じゃあ安心だね」

「だれかお姉ぇちゃんを止めて!何かするつもりだよ!!」


あはは、バレちゃった

でもちょっと遅かったね

これはもう起動しちゃったから、もう止まらないよ

さぁ!僕の最後の戦いだ、派手にやってみようかな!

コレを手に入れたのは何時だっただろ?

陛下の前でガクブルしてた時だから記憶が曖昧だね

瑠璃の秘密兵器

これが最後の秘密兵器、今までの無茶と積み重ねの成果がここで発揮されるよ

ずっと切り札として持ってたけれど、なかなか使わなかった

そんな切り札を切ったらどうなっちゃうんだろうね?

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