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ひすいのたたかい3

お読みいただきありがとうございます

翡翠はお姉ちゃんに抱きしめさせてなでなでさせておけば大人しい

里兎ちゃんの魔法で進路の鬼が凍ってるので、サクサクーっと進める

すっごく疲れてた里兎ちゃんにどんな感じか聞いたんだけど


「姉さんの宝玉を使った瞬間に全能感に包まれて、魔法を使った後に凄い虚脱感と疲労が襲い掛かってきた」


って教えてくれた、使いどころに注意しないと危ないかも考えて使わないとダメだね

予定進路に沿って進んでるけど、日程は大きく短縮できそう

早く帰って琥珀をギューっとして、お姉ちゃんに甘えたい


「ひゃ、なに!?」


ぽけーっとしてたら、凄い遠くの方で物凄い力を使ったのがわかって驚いちゃった

感知能力がそんなに高くない私でもわかるんだもん、何かとんでもない鬼が動いてるんだ


「あぁ~嫌な予感がする、すっごい嫌な予感がする」

「命お兄ちゃん、強敵は倒すために存在してるんだから大丈夫だよ?」

「うん、翡翠ちゃんは今日もナチュラルバーサーカーだね。そうじゃなくてね」


最近皆私の事をバーサーカーって言う、そんなことないもんプンスコだよ


「瑠璃先輩は今回のこと知ってたでしょ」

「うん、お姉ちゃんは知ってたよ」

「しってて何もしないとは思えないよね?」

「あぅ…そうかもお姉ちゃんなら何かしちゃうかも」

「だよね、そんな状況であんなウソみたいな魔力を使ってる。関係ないと思う?」

「・・・・・・・・・あると思う」

「あそこまで大きな魔力だと、瑠璃先輩が直接来てるってことは無いと思うけど、思うけど」

「無いと思うよ、お父さんもお母さんも許してくれないと思うし」

「そうだよね、そうだよなぁいくら瑠璃先輩でもそこまで無茶じゃないよな」


命お兄ちゃんとお話してたら、奈央お姉ちゃんが胃の辺りを抑えてた

大丈夫だよね、お姉ちゃん来てないよね


それから数日ごとに遠くで物凄い魔力を感じた…

陽動になってるのか、進路にいる鬼は少なくて楽だった

もうちょっと戦いたいけど、鬼がいないからしょうがないって諦める

ムスーってしてると奈央お姉ちゃんにひょいっと抱っこされて拘束されちゃう

自然と受け入れてたけど、成人して暫くたってるのに抱っこされるのって恥ずかしいかも

あれ、急に恥ずかしくなってきて、でもでも凄い落ち着くし


「翡翠なんで急に百面相してるの?」

「里兎ちゃん、あのね私今お膝の上に乗せられて抱っこされてるでしょ」

「うん、されてる」

「成人女性がされるようなことかなって考えてて」

「うん、今更だね。普通だったら恥ずかしくて悶えて、何してるんだろうって悩むよ」

「やっぱりぃ安心するから受け入れちゃってたけど変だよね」

「変かどうかは翡翠が決めればいいと思う、此処は何時も一緒にいる人しかいないから」

「そっかぁそうだね!じゃあ気にしないことにするね!」

「翡翠はちょろいね」

「何か言った??」

「ううん何にも言ってないよ」


そっかそうだよね私が決めればいいんだよね

お外だけど他に人なんていないし、お姉ちゃんが居ないんだから奈央お姉ちゃんに甘えてもおかしくないもんね

ふにゃ~っととろけながら抱きしめてもらう


「これ以上先にはいかせないわよ!わたしhぐぎゃー」


なんか轢いたみたいだけどそのまま進んでるからいいや

今はとろけりゅのぉ

奈央お姉ちゃんはナデナデはお姉ちゃんと違ってふわっとしてるの、コレはこれでありだと私は思うよぉ

ふにゃ~だりゃ~っとくつりょぐにょ

ウーピー(鬼)

魔導障壁バキバキにして600㌔で爆走するバギー(笑)に轢かれた四天王的なやつ

精神にダメージを与える魔法と魅了系が得意

四天王の中では搦手系のポジションで近接戦ではそこまで強くない

アーノルドの反応が消え、自分のテリトリーに凄い速度で迫って来るものがあったので出てきてしまったのが運の尽き

隠れたままで魅了系魔法を仕掛けてたら、バギー(失笑)はクラッシュしてたかもしれない

多大なるダメージを負ったものの生きてはいる、今後は引きこもりになると思う

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