ひすいのたたかい2
お読みいただきありがとうございます
戦闘描写って難しいね、脳がグギギっていうからしかたないね
移動中はそんなに気にしてなかったんだけど、想像していた何倍も家がちゃんとある
教科書だと魔導核乱れ撃ちって書いてあったから、もっと大変なことになってるんだと思ってたのに
交代で操作しながら進んでたんだけど、本格的に休憩をするってことが決まったの
周囲に簡易的な結界と索敵用の魔法を設置して、シャワーを浴びる…なんで浴びれるんだろう
バギー(嘘)は6人乗りで、変形させるとシャワー浴びれたり簡単な地質・水質調査まで出来るようになっる
凄い便利だから良いけど、良いんだけどお姉ちゃんの作った機械なんだな~って強く感じちゃう
「奈央お姉ちゃんも一緒に浴びよう」
「翡翠達が終わってからにするわ、男性も一緒なのだから警戒しないとだめでしょう」
「危険地帯だし短時間で終わらせた方が良いんじゃない?」
「そんなこと言いだしたら、危険地帯で呑気に汚れ落としてるのがおかしいわよ。なんなのもぅキャンプなの?キャンプのが大変な気がしてきたわよ」
「あはは・・・お姉ちゃんが関わったらこうなるのは仕方ないって諦めたほうがいいよ」
「大体何なのこのバギーって名前の全く別の何かは!雑魚とはいえ鬼をひき殺せるんだもの、浮いてるし意味が解らないわよ」
奈央お姉ちゃんが周囲を警戒してくれてる、警戒しながらバギー学派を立ち上げて明確に抗議したほうが良いってぶつぶつ言ってる器用だね
シャワーを浴びてさっぱりしたので、また進んでいく
大陸の中心に向かうにつれて段々と、荒野が広がって行ってる
強い鬼も出始めたので、気合を入れなおすと正面に鬼の大群がみえてくる
強い力を幾つも感じるから、初期にこの大陸に出てきた鬼だと思う
真面な戦いなんてなかったから、ようやく戦闘になるのかな!
戦い方違うのかな?どんな魔法使うのかな?楽しみ!!
「雪華手伝って、こんなところで止まってる時間が惜しい」
「マカセロゴシュジン!ドッカーントヤッテヤルゼ」
「え、え?えぇ?里兎ちゃんがやるの?私の出番は?ねぇねぇ変わってよぉ」
「奈央姉さん、翡翠を拘束しておいて」
「やだやだ、戦うの!強そうなのいるし戦うの!」
「本番まで翡翠は待機、集団戦は私のが得意。それにこれの力がどれくらいかちゃんと見ておきたいから」
「それもう使っちゃうの?勿体なくない?」
「大事にしててもしょうがないでしょう、このバギーって名前の乗り物のおかげで凄い進んでいるんだし」
奈央お姉ちゃんに抱っこされて膝の上に乗せられちゃう
む~戦いたかったよぉ
「里兎姉さまの魔法は広範囲ですわよね?」
「そう、一番広範囲の使うよ」
「どれくらいの範囲なんですの?」
「1キロくらいかな?」
「奈央姉さま!防寒対策必要ですわよ!もし本当に5000倍何てなってしまったら辺り一面氷漬けですわぁ!」
私達は慌ててエリス達に伝える、衝撃とか寒さの対策をしていると里兎ちゃんの魔力がブワッと吹き上がる
「雪華行くよ奥の手」
「ヒャッホーイックゾー」
「「零の軌跡」(ゼロノキセキ)」
里兎ちゃんと雪華が同時に魔法を使った瞬間、世界が真っ白になったの
音も魔力もなんにも感じない、真っ白な世界
私は普通の時のは見たことあったんだけど、全く別の魔法になってる
世界を凍らせたんだ凄い!凄いよ!!
「うん、対象無力化確認。進んじゃお」
鈴ちゃんは一早く色んな衝撃から立ち直って、バギーを発進させる
エリス達も慌てて後についてくる
「奈央お姉ちゃんもう放してもいいよ?」
「ダメに決まってるでしょ、瑠璃には負けるけれど私も翡翠のお姉ちゃんなのよ。これからどんな行動に出るか予想できるの」
「ナンニモシナイヨ、ホントウダヨ」
「残念ね、瑠璃ならコロッと騙されてたでしょうけど。こんな規格外の魔法で凍った物に自分の炎が通用するか試したいんでしょう?」
「そんなことないもん、そんなことしないよ?」
「本当かしら?そんなに目を逸らしながら言われてもね。里兎のおかげで進みやすくなったんだから、余計なことしないの」
「ちょっとだけ、ちょっとだけだから~あの凍ってる鬼の先っちょ先っちょだけでいいから」
「だ~め。そんなことする暇があったら里兎と雪華を看てなさい、流石に反動がでかいみたいだし」
私は慌てて里兎ちゃんを見ると、辛そうに呼吸してた
うぅ親友が辛い時に私何しようとしてるんだろう、反省します
アーノルド(鬼)
合衆国でも強力な鬼、いわゆる四天王みたいなやつ
単体でも強いが、配下の鬼と連動した軍としての動きが真骨頂
こいよ人間、恐怖なんか捨ててかかってこい 等どこかの映画のようなセリフを言ってたら里兎の魔法で配下の軍勢もろとも死んだ
ふ、普通に戦えば強いんだからね!奴は四天王の中でも最弱って言う側なんだからね!
言う側で良かったね(にっこり




