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たうらかします

羊とかをもふりたいけどリアル羊は結構怖い

今日も今日とて翡翠と里兎を可愛がりながら、鈴ちゃんがやってくるのをまっている。

結構家が近いので、僕が学校や習い事から帰ってくると3人でおかえりーって言ってくれるイベントが発生する。毎回鼻血が出そうになる可愛さの暴力なのだ、この時ばかりは奈央もクラっと来てるからね。僕が危ないわけじゃないからね!

そんなよく遊びに来てる鈴ちゃんだけど、僕たちと遊びすぎてお友達と喧嘩しちゃったみたい。僕たちに会う前はずーっと二人で遊んでたみたいで、僕と奈央・翡翠と里兎の関係だったのを引き裂いてしまった。

それは不味いということで、いっそ家に連れてきて皆仲良く遊ぼうって作戦だ。

鈴も今日連れてくる子も魔力が多いので、専門家が近くにいたほうが良いって親世代の判断もある。基本的に家には誰か魔力の扱いにたけた人がいるので、対処がしやすいからね。

鈴ちゃんにどんな子か聞いたらお嬢様って言ってた楽しみだ。


「おねぇさんたちこんにちわ、きょうはおともだちもつれてきたの」

「あなたたちがりんちゃんをたうらかしたのね」


おぉ凄いお嬢様だドリルの付いてるお嬢様幼少期ヴァージョンがいる。ドリルって言うよりチョココロネ感があるのもポイントが高い。欧州の血が入ってるのか金髪だしこれは良い。

しかしたうらかす、いったい何を言いたいんだろう。翡翠達と余裕で会話できる僕でもこれは難易度が高いな。


「奈央ちゃん、たうらかすってなんだと思う?僕わかんないんだよね」

「瑠璃にわからないなら私にわかるわけないじゃない。翡翠達となんであんなに会話が成立してるか不思議でしょうがないのよ、瑠璃がいないとき会話が成立しないときがあるんだから」


奈央に聞いてみたけれどダメだったかぁ

ん~なんだろうな~ん~っはまさか


「誑かしたって言いたかったのかな?」

「そうそれですわ!たうらかしたでしょ!」


舌が回らなくてキーっとしてる、ツインテールの女の子。チョココロネとツインテールがぽよんぽよんしてる、これは可愛い。

とりあえず目線を合わせて


「僕にお名前教えてくれるかな、僕は四神瑠璃だよ。」

「わたくしのなまえは近衛恋(このえれん)ですわ、ゆうちょただちぃおうちなんですのよ!」


自信満々だけど、舌が回ってない女の子って凄い良いよね。こう心にグッとくるものがあるよね。

さぁ警戒しているようだけど、そんなときには田中さんの力を借りればあっという間よ


「わぁでっかい犬さんですわぁ、さわってもおこらないんですの?」

「大丈夫だよ、田中さんは立派なレディーだからね。わざと痛くしようとかしなければとっても優しいよ」

「そうだよれんちゃん、たぁかさんはとってもやさしくてもふもふであったかいよ」

「りんちゃんがそういうならなでてみわすわ、わぁさらさらですわ」


ふへへ田中さんにかかれば女の子の心を開かせるのは簡単さ!

やめて、田中さんそんな目で僕を見ないで。明らかにゴミを見る目をしてるじゃないか!


「でもたなかさんはなんでおなまえがたなかさんなんですの?もっとかぁいいおなまえでもいいとおもいますの」


ぐぁそこに気が付くとは恋は天才かな?

僕と奈央と田中さんは期せずして同時に天を見上げてしまった。

一等星鈴

ぱっつんおかっぱ女の子

笑顔がふやっとしててかわいい、髪型は鈴ちゃんの好み。

きらりちゃんと奏さんはもっと色々いじりたいけど拒否してる。

考えずに喋るので、意図せず毒を吐く。

ちょっと?変わってるお父さんを馬鹿にされて泣いてたら恋ちゃんに助けられて以降の付き合い。

お父さんを初見でキラキラした目で見てた瑠璃を凄いと思ってる。

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