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甘木君の思い

お読みいただきありがとうございます。

甘木君は本当によく瑠璃の事を理解している

ハイパー甘木君タイムなので適当に投稿

「どうしたの甘木君?懐かしいね公園は久しぶりに来たよ」

「この時間帯は人いないんだな、この時間帯は来たことなかったよ。行くんだろう、俺は連れて行ってくれないんだろ」

「危険が危なくてデンジャーだからね」

「茶化すな!」

「ご、ごめん」

「いや、すまん、完全に俺が悪い」

「ははは、僕もふざけちゃったからお相子だよ」

「付いていけない不甲斐なさを押し付けた、カッコ悪いな俺は」

「甘木君…」

「こんなことしたくて呼んだんじゃないんだ、行く前にちょっと話がしたくてさ」

「うん、どんなこと?」

「無事に帰って来いよ、待ってるから」

「ありがと」

「瑠璃は怒るかもしれないが、俺は瑠璃さえ無事ならそれでいい」

「え、あ、ちょ、ま」

「お、おいどうした」

「急に名前で呼ぶから名前で呼ぶからぁ」

「あ~そうだな、そのなんだ…何かあれば考えてたこと思ってたこと出来なくなるだろ。だから言ってみたんだよ」

「そそそうなんだ」

「まぁ考えてた事全部するつもりはないけどな」

「なんで?最後の機会かもしれないのに?」

「あのなぁそういう所で無防備なのは罪だぞ。俺は男だ瑠璃が思ってるよりまぁアレな事を考えるわけだ」

「あわわわわ、ごめんさっきの発言は忘れて」

「カッコよくて綺麗で可愛くて。妹のためならどこまでも頑張れる、四神瑠璃って言う女性に嫉妬して憧れて隣に立とうと努力した。こんな大事な場面で隣にいれない俺だが、瑠璃を愛してる」

「甘木君、僕はちゃんと帰ってこれるかわかん「わかってる」

「だから返事は帰ってきてから悩みに悩んで、考え抜いてからしてくれ。俺が改めて気持ちを伝えたのは、瑠璃が約束を破れないって知ってるからだ。俺とこんな約束したら絶対に帰ってきてくれるだろう?」

「ズルいな~甘木君ってば。確かに僕が帰ってくる理由が増えちゃったよ」

「だろ?」

「ただ一つ訂正してね、僕だけじゃなくて翡翠や皆も無事で帰ってこないとダメだって。僕は難しい事の方が燃えるんだ!」

「全く困ったもんだよ、なんで惚れたかな?」

「僕は魅力的だかだからね、ふふーん」

「そうだな本当にそうだ、今日はありがとうな。いい返事期待してる」

「考えとく、ちゃんと考えておくよ」


甘木君が家まで送ってくれる

夕方でよかった、僕の顔真っ赤だよ

でも気が付いてるんだろうな

なんで僕なんだろうね、甘木君も命も十分カッコいいのに


「なんで僕なんだろうとか考えてるんだろう」

「甘木君ってエスパー!?」

「はっきり言うとな、なんで瑠璃なんだろうと俺も思う」

「酷い!上げて落とされた気分だよ!」

「一緒にいて楽しくて、一緒にいたいと思えるのが瑠璃なんだ。理由なんていらないだろ、こんなのは感情の問題だろ。自分じゃない理由なんて考える暇があるなら、俺か命のどっちにするか悩んどけ」

「僕の脳のキャパシティを超えるので、厳しいです」


さっきより顔を真っ赤にした僕

家について、またな瑠璃って言って帰った甘木君

次ぎ合うときは答えださないとだめだよね

瑠璃は縛られるとその中で何とかしようとする

そういう精神構造してるので、甘木君の告白は瑠璃にちゃんと帰って来る気持ちを強くさせている

妹のための無茶と、返事をするために帰ってこなきゃいけない

この二つの使命感が瑠璃を支えてくれるはず

命の告白もあっさりしてたけど、瑠璃の心に響いてる

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