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ほうしゅつとぎも~ん

ドカーンとやる魔法は敵にきかない世界観

「さて、最後は放出じゃの。これはワシらよりも瑠璃のお父さんお母さんに見せてもらう方が良いの、二人はその魔法で二つ名持になったからの」


どんな魔法なんだろうわっくわくだね!

まずはお母さんの魔法から見せてもらう。


「じゃあ私の魔法を見せるわね、危ないから触っちゃだめよ」


お母さんが魔法を使うと、うす~い膜みたいのが周りに出来た。結界魔法の一種でお母さんの固有魔法だって教えてもらった。


「この結界に触れると内側から燃えるわ。薄い膜に見えるかもしれないけど、5トンくらいの衝撃までは全然大丈夫なのよ」


内側から燃えるとか意味が分からない、なので冷蔵庫から玉ねぎとさつま芋を持ってきてお母さんの魔法に投げつけてみた。

もうね凄いの、外見は変わらないのに中身は炭になってるの。


「瑠璃はなんで、お野菜を投げてきたのかしら?」

「内側から燃えるっていうのがわからなかったから!どれくらいの火力かわからなかったから、美味しく食べれたらいいなと思ってお野菜にしてみたよ」


なんか残念な物を見る目で見られてショックだったので、同意を求めて奈央を見たら同じ眼をしてた。ふつうそんな発想にならないって言われても、威力がわからないんだもんしょうがないじゃないか。


「全力で展開すれば500mくらいは覆えるの、これで戦線を安定させたり、攻めの起点にしたりするのよ」


なるほど~守りじゃなくて攻めにも使えるのか、お母さんが鉄壁の状態で進んでいくだけで敵が燃えてくんなら楽と言えば楽だもんね。


「なんで内側から燃えるようにしたの?外側からのが魔力の消費量が少なくて良いんじゃないの?」

「それはね、単純にあいつらが燃えにくいからなの。外皮が強固すぎて外側からどうにかするのはお母さんじゃ無理ね」


とんでもない敵と戦ってるんだなぁ


「よ~し次はお父さんの魔法だぞ!よくみてるんだぞ」


そう言ってお父さんが魔法を使うと、お父さんが消えた。


「どうだ凄いだろう?こうやって見えなくなることや、こうやって分身することが出来るんだ」


今度は増えた…6人に、火力自体はお母さんには劣るけど1対1ならお父さんのが強いんだって。専用魔道具の槍がかなりの性能らしく、お母さんの結界も貫くらしい。貫いた瞬間に槍は使い物にならなくなってお父さんの攻撃手段は消えてなくなるけどね。


「これは幻惑系の魔法なんだけれど、その時々に合わせた使い方をするのが難しいんだよ。まぁ僕らは搦め手系の放出魔法が得意だから少しわかりにくいかもしれないね」


直接攻撃系の魔法を使ってる人も多いらしいけれど、敵が固すぎて魔法だけでは倒しきれないようで放出系を補助として使いつつ付与した武器で倒すのがスタンダードらしい。

というかそもそもとして、


「敵ってなんていう名前なの?どんな形なの?」


そう、魔法の情報は簡単に調べることが出来るのに敵に関しての事だと途端に調べにくくなる。

どんな相手にお父さんとお母さんは頑張ってるんだろう、帰ってこれないかもしれないんだもん待ってる僕達だって知る権利はあると思うんだよね。

奈央設定

黒髪ポニテ少女将来は美人になると思える顔立ち、つり目で親しい人以外にはつれない態度をとる。

四神に仕える家系の子、大人の思惑で赤ちゃんの頃から瑠璃と一緒にいる。

瑠璃が力を引き継がなかったため、失敗したと堂々と言う大人がいるので

翡翠と里兎は好きだけど瑠璃のが好き。

瑠璃が無茶をすると、頑張って追いついていく。健気

魔力量は多いので、普通に強くなれる。

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