姉の偉大さ
「あの〜女神様?定期連絡です」
「ねぇ、なんで名前で呼んでくれないの?私の名前を呼ぶのにそんな抵抗があるの?もしかして女ができたのね……そんな事許さないから……」
「えっと……まずそもそも名前を教えて貰っていませんし、まだ僕生まれてから1ヶ月ですよ?」
「そうだったかしら…まぁいいわ、私の名前はエシュタル、エシュちゃんって呼びなさい!」
「分かりました、エシュ……ちゃん……」
「よろしい、貴方は私の人に見せれない部分を見たんだから……責任とってよね……」
「あの〜さっきも言った通りまだ僕はこっちの世界では生後1ヶ月の子供なんですよ…」
「アルー何かあった?」
「すいません姉が来ました、きりますよ」
因みにここまでの言葉は全て普通の人には
「アウ、アウアウ、アウ」と聞こえている。
俺は寝てるフリをする事にした…
「アル?寝てるの?」
ミュリ(ミューちゃん)はそれからより一層監視を強めた、1日のうち23時間は側につき、残りの1時間は「ごめんね、でもこれは必要な事なの…」と言い、自分の部屋に行く。そのような生活を2ヶ月間続けた。
そうすると彼女に変化が訪れた、
「アル、ついに成功したわ、これで貴方を構成する成分が私でできるわ」
彼女は徐に胸を出すと、ピンクの部分を口に入れ、何かを唱えた、そうすると彼女から母親と同じ物を感じた。
そう、乳が出たのだ。
彼女はこの2ヶ月間これをひたすら練習していた。
その天性の才能もあり、新たな魔法を作る事に成功した。
だが同時に俺は恐怖した、彼女は24時間全て俺のために時間を使った事になる……俺はヤンデレに好かれているのだろうか?そんな事を思いながら眠りにつくアルであった