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世界の現状

ミクド村に向かい自身の馬車を走らせ国の安全エリアから出た


「安全エリアから出た、こっから魔物が出ててくるぞ」


「へーだからさっきまで魔物が出てこなかったのね」


王国から捨てられてずっと隠れながら生きてきたんだから知らなくても無理もないか


「エリー今のこの世界の現状どこまで知っている?」


「知ってること?そうねースキルがほぼ全員持っていること、魔物は人間じゃないこととかかな」


・・・これは1から説明しないとダメそうだな


「魔王の封印が2個解かれた事は知ってるよな?それにより魔王の力なのか魔物が凶暴化し多くの国、多くの土地が魔物の領地にやってしまっている」


「でも国の近くには安全エリアがあるんじゃないの?そう簡単に突破されちゃうの?」


「いや昔は安全エリアはこんなに大きくなかった、国を覆うことになれば結界を作れるスキル持ちが何人いても足りない」


安全エリアと言っても絶対に越えられない訳じゃない。強力な魔物に壊されれば1発だ


「だから人々はここ最後の砦、さっきまでいたバッケトス王国含む四国に集まり、それぞれの周辺に結界を作れるスキル持ちを集め安全エリアを作り、四王国協力関係を結んだんだ」


四国協力関係、四角形それぞれの角にある王国は資源や食料、武力などをお互いに支え合い協力しましょう、という、資源などで奪い合いや殺し合いを無くすための契約


「・・・ということは他の国は」


「もうないだろうな国から逃げてきた奴もいるがほとんどは・・・」


魔王の力は予想以上だった、封印が3個残っているとはいえたった2個解かれただけであの力、

この最後の砦さえも今は安全とはいえ封印が解かれたら安心は出来ない


「でも今向かってるのは村なんでしょ?安全エリアないと住めないんじゃないの?」


「そうだな、でも魔物がいる所でも弱い魔物しか出てこない所もあるんだ・・・だが絶対安全とは言えない、いつ強い魔物が押し寄せてくるか」


「じゃ・・じゃあなんで村ぐらしなんてしてるの?国に入ればいいのに」


「国に入った所で住む場所も無ければ食っても行けないお金の無い人は国にいたところで飢え死にするんだ」


そう国はもう抱えきれないほど人々が逃げてきた。貧乏な人に構うはずもなく


・・・重い空気にしすぎたか


「・・・エリーお前スキルはなんなんだ?」


重い顔をしていたエリーに話を振ってみた


「え!?私のスキル?え、えっとねー・・あ!少しした所に魔物がいるよ」


「じゃあそこでエリーのスキル見せてくれ」


「・・・わかった」


そして少し馬車を走らせ魔物がいた所まできた


「それじゃああとは頼んだ」


「任せて!」


そうするとエリーは馬車を降り体制を整えた


「天に与えられし力よ今ここに表さん・・身体強化!」


詠唱が終わった瞬間エリーの体から小さな煙が出ていた


ヒュン!と見ていた俺が見失うぐらいのスピードで魔物に近ずき顔面に強烈なパンチを食らわした


「へっへーんどうよ!見えなかったでしょこれが私のスキル身体強化よ」


「ああ危うく見失うところだった」


「いや見えてなかったでしょ!強がってもわかるんだからー」


そこは譲る気はないらしい、まあそういうことにするかと思った矢先エリーの後ろから魔物が近ずいていた


エリーは?・・気づいてる様子もないか。


そして俺は村に向かう前に予め服の奥の胸あたりに浅めの傷を作っていた。それを【ダメージ変換】×5

で魔物に打った


「ひぁう!?ちょっちょっと何するの」


そういいエリーは後ろを振り返った


「・・ヒカリって案外負けず嫌いなのね」


「そうかもな」


そういいエリーはまた馬車に乗り村に向かった


向かっている最中村近くでまた魔物が出てきた


「また着くって時に魔物が出てきたわね」


「俺はスキル2個持ちをバレたくない村周辺だから誰かが見てる可能性があるエリー頼んだ」


いつも行っている村の人にもバレてはいけないからな


「ハイハイわかってますよ」


そういいエリーは馬車を降り詠唱を終えまた見失うぐらいの速さで魔物に近ずいた


「大人しく眠りなさい!」


バコーンと鳴り響きエリーの腕は地面に叩きつけてきた


「っ!!よ、避けられた!?魔物はどこ?」


「エリー後ろだ!」


俺が言った瞬間エリーは横に動き魔物の攻撃をかわし馬車近くに戻ってきた


「・・ヒカリここの魔物は弱いんじゃないの?私の攻撃避けるとか只者じゃないと思うんだけど」

もし好評なら投稿頻度を頑張って増やしたいと思います

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