冒険者ギルド
そしてエリーと共に冒険者ギルドに向かった
「・・・なーひとつ聞いていいか?エリー何かやったのか」
何故か俺たちが冒険者ギルドに入った途端、ほぼ全員の視線が俺に向いていた
「え?私?何もやってないわよ・・・確か最初に冒険者ギルドに入った時、文字読めないって言ってたらあの男2人組に絡まれたぐらい」
「あーなるほどな・・・また面倒事にならなきゃいいが」
あの二人は結構問題児だったのか
それがエリーを捕まえた後にエリーの隣に男がいたら目立つだろうな
「ちょっといいかな?」
「はい?どうされました?」
声をかけてきたのは髪は金髪防具は高級なものいかにも高ランク冒険者な感じだ
ここは丁寧な言葉で濁そう
「クエストに行ってて見てはいないけど隣の女性が男2人組にさらわれたみたいなことを聞いたんだあなたが助けたのかい?」
「いえ、助けて訳ではありませんよこの人が文字が読めないところがあると困っていたので自分が教えたぐらいですかね」
そういい俺はエリーに目を向けた
頼む話を合わせてくれ面倒ごとはごめんだ
「・・・そうねあの2人に聞こうとしたけどなかなか教えてもらえなかったからこの人に教えてもらったわ」
ナイスエリーこれで目立つことは避けられるといいが
「そうだったんですねありがとうございます!あの二人は女性冒険者を狙ってるちょっと悪いやつなのでその手から女性を助けていただいて冒険者ギルドに変わり感謝いたします
お礼にこれを」
渡されたのは結構な金額のお金だった
「いや別に助けたってわけじゃないですよ
そういう連中ってことも知らなかったですし」
なんだこいつ高ランク冒険者なのに性格が良すぎているこんなやつもいるのか
「結果的に助けた訳ですしいいじゃないですか」
「・・そうだなありがたく受け取らせていただく
それじゃあ自分達は冒険者登録に」
そういい俺たちは冒険者登録に向かった
「あらヒカリさんお久しぶりです今回もあのクエストですか?」
「いや今回は隣にいるエリーをパーティーに加えて欲しい」
冒険者ギルドも常連になったものだな、受付の人に名前を覚えられている
それかひとつのクエストしか受けてないから覚えられているのかもしれないけどな
「ヒカリ?この人と知り合いなの?」
「まあな、この人はマリっていうんだいつもクエスト受ける時はマリに頼んでる」
「ヒカリさんはひとつのクエストしかやらないので楽なんですですけどねー」
「そうですか、ヒカリさんがついにパーティーを・・・」
「ヒカリはパーティー組んでないの?」
「ああ、パーティー組むほどクエストを受けてないからな」
「ということはぁ〜?ヒカリさんついに色んなクエストを受けるんですね」
何故かマリのテンションが上がっている
「そうだなだが所詮Fランク冒険者だどこまで行けるかわからん」
「そんなこと言って〜いつの間にかAランクにいっちゃったりして」
「そうなればいいけどな・・それじゃあ登録よろしく」
「はいはいーじゃあまずエリーさんここに名前と年齢、性別あとスキルのタイプを前衛、後衛どちらか選んでね」
「・・・ヒカリ読めない・・・お願い」
「・・そうだった」
どこに何を書くかを教えながら書き終わった
「じゃあ最後にここにサインをよろしく」
そこに書いてあるのはあなたは身代わりスキルと封印スキルではないことをここに誓います、というほぼ国からの脅しのサインだ
この国では200年前事件以降封印スキルと何故か身代わりスキルが捕えられる決まりができている
多分200年前市民や他の国の暴動を少しでも抑えるためセリカの仲間だった俺のスキル身代わりスキルも捕らえる対象になったんだろう
「ヒカリ何書いてるかわかんない早く教えて」
「そんなたいしたこと書いてない適当に名前書いとけ」
「ふーんわかった適当に書いとくね」
そう言いながら冒険者登録とパーティーの登録が終わった
「それじゃあまずどのクエストから受けますか?」
「いつものやつで頼む、最近行けてないからな多分薬が不足してるはずだ」
「ちぇーやっとヒカリさんの実力が見れると思ったのに・・・分かりました手配します」
仕事になると真剣になるよなマリは
そしていつものクエストを手配した俺たちはその村に向かった
「ねーその村って近いの?私たち色々問題かかえてるでしょあまり人の馬車は乗りたくない」
「大丈夫だ馬車は俺が持ってる」
「さっすがヒカリ、ヒカリを選んで良かった」
「・・・ほらさっさと行くぞ」
そして俺たちはいつもの村ミクド村に向かった
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