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休日の入り方

皆さんも経験あると思います。

絶対あります!!

逆に無い人を見た事がありません。

そんなお話です。

サラリーマン·····その職場は常に戦争である。

·····と言っても、俺の職場の場合はなのだが。


使えない奴は、上のお偉いさんの顎一つで、簡単に首がチョンパされる。


自社の商品が他社の商品より優れていないなら、経営はすぐに赤字突入、すぐさま徹夜のエレクトリカルパレードの始まりだ。


しかし、そんな職場にも週に一度、憩いの時間がやってくる。

そう、日曜日だ。


その前日である土曜日は、決まってビールを二倍買って帰り、リビングに置いてある人をダメにするソファに埋まりながら、幸せのひと時を噛み締めるのが楽しみなのだ。


ややスキップじみた足取りでコンビニに滑り込み、ビールを八本カゴに投げ込む。


一人で呑む訳では無い。


皆で呑むからこそうまい、それが俺の持論だ。


胸の内に込み上げる喜びが、顔に滲み出ていたらしく、店員さんが苦笑いしつつ、バーコードリーダーでビール一本をスキャンし、慣れた手つきでボタンをタイプする。


ありがとうございました〜、と少し緩めの挨拶と同時にコンビニから飛び出し、家を目指して一目散。


流れる様な動きで、自宅の鍵を開け、ドアを開け放つ。


「ただいまぁ〜!」


普段は出さない様な気の抜けて緩んだ声で帰宅を知らせる、が、返事が返ってくる雰囲気はなく、代わりにリビングから、ガヤガヤと三人の声が聞こえてくる。


引き戸を開いてリビングを覗くと、三人は机を囲んでテレビゲームに勤しんでいた。


某人気家庭用ゲーム機の、棒状のコントローラーを横にして握りしめ、ワイワイキャッキャと画面を覗き込んでいる。


「あぁ、優人さん、おかえりなさい。」


言葉とは裏腹に、俺に見向きもせずにカチャカチャとボタンを連打している。


いつもならため息をつきながらダイニングテーブルに向かうのだが、今日は違った。


なにせ明日は休みなのだから。


「なにやってんの?」


と、少し声を弾ませ、ビールが入った袋をテーブルの上に置き、中から一本取り出しながらソファに腰掛ける。


プシュッ、と心地のいい音が響き、吸い込まれるように口を付ける。

仕事後の一杯もうまいが、今日のは格別だった。


「パーティーゲームだよ!!優人もどうだ!?」


堂本が、テーブルに置いた袋を邪魔くさそうに避けながら、余っているコントローラーを差し出してくる。

コイツも俺の目を見ようとはしない。


「そうだな·····久しぶりにやってみるか。」

「そう来なくっちゃ!わーい!!ユートと一緒にゲームだぁ!!」


俺が言うのと同時に慎吾がコントローラーを放り出しそうな勢いで両腕を宙に振り上げる。


ゲームなんて久しく触っていない。

この家にあるのは知っていたが、やろうという気にはならなかった。


ただ、三人を見ていたら、気分が乗ってきただけ。

ただそれだけの理由だ。


受け取ったコントローラーを握り締め、いつもとはひと味違う、休日への入り方を満喫しようと、画面の中の、夢の世界に集中した。

皆さんは、どんな休日への入り方が好きですか?

自分は、金曜日の映画を見ながらゆったりとした時間を過ごしながら·····という入り方が好きです!!

是非、皆さんの休日への入り方を、コメントで教えて下さい!!

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