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大嫌いな少女の恋  作者: くるとん
1/7

少女について

恋とはなんだろう。恋愛は楽しいのだろうか。


少女は分からない。

『好き』という感情がどういうものなのか、『愛する』ということがどういうことなのか。


少女は誰かを好きになったことがない。


だからといって、決して人に興味がないわけではない。


ただ、憧れと好きの違いがわからない。


憧れと好きという感情は似ていると思う。

どちらにしてもその人に興味があって、惹かれるところがあるということだ。


憧れとしては、こうなりたい。ああなりたい。という目標となることなのだろう。


好きとしては、素敵だなとか、愛しいとかそういった感情を持つきっかけとなった部分なのだろう。


何となく言葉として考えられても、少女は自分の感情に当てはまることができなかった。


少女は自分のことが一番わからない。

何が好きで、何が嫌いで、どんな性格なのか、得意なこと、苦手なこと、全てがわからない。

…自分自身に興味関心を抱けず、知ることを放棄したからだ。


これは、自分が大嫌いな少女の恋を探す物語である。

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