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その後

前におじさんからもらった名刺を捨てたのだが、おじさんからの告白を聞いてから改めてもらった名刺を見て、おじさんの名前、それを始めていったときはおじさんは大層驚いた。

「あの、いいい、今」

「い、を言いすぎ。ただ名前を言っただけじゃない。」

「そ、それはそうですが・・・。いきなりどうしたのです?」

おじさんはとっても情けない顔をする。結構かわいいかも。

「そんな意味なんてないよ。ほら、単なるものを呼ぶだけための名称を言ったに過ぎないよ。」

そして、僕はかわいくない。

「だいたい、おじさんだって僕の名前を呼んだことないじゃない。」

「え?そうでしたっけ?」

「そうだよ!いつも北条真央さん、なんて言っちゃってさ。フルネームだよ!フルネーム!僕は確かに北条真央って言う名前かもしんないけど、おじさんったらいつまでたっても他人行儀でさ。なんだよ。たかが僕が名前を言っただけでそんな驚く必要なんかないんだよ。」

「それは・・・・すみませんでした。真央。ですが、私はあなたのこと他人だと思ったことはありません。あなたはいつも私の中心にいて、あぁ、いつもあなたのことしか思っていません。」

ちょっと演技がはいっていて、嘘っぽい。

「仕事のこと考えろよ。」

だから、僕の返事が辛らつでも仕方がないだろう。

「それにいきなり呼び捨てはなんだよ!いきなりはかなりキモい。ひくよ。」

僕がかなりきついことを言ったのにおじさんはぜんぜん悲しくないようだ。むしろ、いきなりにやけていた顔を引き締め、まじめなりりしい顔をこちらに向けてきた。

「そうですか。あなたと結婚するときにやっぱり呼び捨ての方がいいですから、今から練習しようかと思ったのですが・・・・。」

「け、けけけ、結婚っ!」

やばい。

右フックがくる思っていたのに急にアッパーカットをくらったボクシング選手の気分だ。

「えぇ、真央が高校卒業したら私と結婚してくれませんか?」

恥ずかしい。

おじさんの視線に耐えられなくなって、僕は目をそらしてしまった。

まさか、こんなことを言われるなんて。

どうしよう。どうしたら、いいのだろう。

好きだけど、それだけで一生を決めていいのか?

頭の中でいろんなことがぐるぐる回って、思考がまとまらない。

どうしよう?困った。

そんなことを思っているとおじさんにふんわりと抱きしめられた。

「すみません。早すぎましたね。大丈夫です。私のことを振ってもかまいません。振られたらおとなしくストーカーをやめますから。」

ということは振られていない今はストーカーをしているということか。いつのまに。

おじさんに抱きしめられることで少し落ち着いたみたいだ。

それとともに心の中で自分の考えがまとまった。

やっぱり自分にはこれが一番いいということかな。

それしか考えられない。


「僕の親を説得できたらね。」


これでわかんなくちゃ結婚してやんない。


でも、それは僕の杞憂だったようだ。おじさんは僕の言葉に数秒とまって、それからにっこりと笑った。


やばい、鼻血が出そう。


その後の話です。

あの後、二人はどうなったのか、書いてみました。

どうでしょう?楽しんでいただけましたか。


今度は、ファンタジーを書いてみたいと思います。

いつ投稿し始めるかわかりませんが、投稿しはじめたらそちらも読んでいただけたら幸いです。


それでは、次回作であえることを願いつつ、これにて本当に片葉の想いは終わりにしたいと思います。

最後まで読んでくださった方、本当に感謝感激です。

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