僕は誰?
パッと思いついたやつです
僕は、誰?
そう思いながらずっと道を歩いていた。
すごーくすごーく長い道を歩いていた。
僕は、歩いている途中たくさんのことを
考えた。『何で僕は、この長い道をずっと
歩いているのだろう?』『僕は誰で、何で
自分が誰なのか分からないのか』
僕は、この長い道を進めば自分が誰なのかも
何でずっと歩いてるのかもわかるような気が
してちょっと小走りになった。
そして汗だくになりながら不意にある事を
思い出したそれは、『学校から帰る途中
交通事故に遭い死んでしまった』という事に
僕は、全部を思い出した。
この長い道は地獄か天国かは、分からないけどどちらかの入り口なんだと。
そして、顔に光が差し見ると、それは出口だった。僕は、まるでこの道は、僕が全部思い出したから出口を見せたのではないのかと思った。