第11夜
〜全てのしがらみから〜
全てのしがらみから開放されて
自由になりたいと望んでいたけれど
全てのしがらみから開放されて
自由になった今
残ったものは
切なさと
空しさだけだった
〜無題〜
言葉の魔法
使い方一つで
言葉ってのは人をも殺す
武器になる
反対に
誰かを暖める魔法にもなる
使い方を
間違えたらいけないんだよなぁって
想ったりする
〜らしさ〜
男らしく
女らしく
じゃなくて
自分らしく生きていけたら
いいなぁって
月をみて想う
〜無題〜
冷たい人だって思われたくて
だれそれかまわず
無視をした
変わった人だと言われることが
格好いいと思っていた
〜涙〜
夢を見ました
夢の中で私は
いつもなら言えないセリフを言っていました
言わないと心に決めたセリフを
言っていました
あなたのことが忘れられなくて
いつもいつも胸が苦しいの
だからといってあなたを責めるようなことは
したくないのだけれど
あなたのことが
それくらいに好きだったって
それだけはわかって欲しい
そう言っていました
そんな自分を見て
涙が出てきました
〜ポケットの中〜
ポケットの中の
小さな世界へ
夢を抱いてあなたを誘う
遠い日の
思い出たちに
手を振って
新しい世界へ
歩き出そう
そこではきっと
素敵な風が
吹き抜けるはず
〜無題〜
まだ大丈夫
確かに今は辛いけど
あなたに
もう一緒に居られないって告げられた時よりも
辛くないから
こうやって
いつもどこかで
何かの辛さと比べては
まだ大丈夫って
自分に言い聞かせる
そうやって
いつまでも
自分を慰めては
進んでいく
これが
私だから
〜無題〜
文句や愚痴を吐けるだけ
まだ幸せだって思え
そんな余裕があるだけ
まだ誰よりも
幸せなんだって思え
自分よ…