『ありがとう』
この作品が作者の初投稿作品となります。誤字やらわかりずらいいいかたがあるかもしれませんがよろしくお願いします。
ある所に一人の少年がおりました。
その少年はとても元気で明るい子でいつも子供達の中心にいました。
その少年はある日母親に
「近所にある山には行ってはダメよ。幽霊が出るからね。」
と言われました。
その少年は幽霊と聞いて好奇心が高まりました。
少年は好奇心に勝てず、その山に行くことにしました。
その少年は近所の友達を誘って行こうとしましたが、みな親に「あの山に行ってはいけない。」と言われていてみな付いてきませんでした。
少年は一人だけれども好奇心が勝り一人で山に入って行きました。
中は、神秘的な空間でした。
上を覆っている木の葉が風に葉が揺れ日の光が漏れていて、その日の光の下に生えている草木に当たり綺麗な深緑を作り出し、鳥の優しい鳴き声が聞こえてきてここが自分がいる世界では無いのではないかと思われる所でした。
少年は気分が高揚としてきました。
少年はそこらへんに落ちている木の枝を拾い、それを振り回しながらこの世界は俺の物なんだと言わんばかりに奥へ奥へと走っていきました。
ずっと走っているうちに少年は眠くなってしまい、近くにある木にもたれ寝てしまいました。
どれくらい眠っていたのだろう。
気づいた時には周りは暗くなっていました。
その世界は最初少年が来た世界とは全く違う世界でした。
上を覆っている木の葉が風に揺られ不気味な音を出し、カラスの鳴き声が聞こえその音に恐怖してしまいました。
少年はとてつもなく怖くなり、その場で丸くなり泣き出してしまいました。
どうしてこうなったのか、生きて帰れるのかと考えて考えて考えました。
少年は自分が母親の言うことをしっかりと守っていたらこんな事にはならなかったのだと考えつきずっとこの場にいない母親に謝っていました。
どれぐらいそうしていたのか分からないが気づけば完全なる闇に包まれていました。
風の音が不気味に聞こえるなか違う音が聞こえてきました。
その音が何なのか分からず少年は体を丸くして静かにしていました。
ですがその音はどんどんどんどんと近づいてきました。
少年は怖くなり、目元に涙を蓄えていました。
少年は幽霊何だと思い、自分が食べられてしまうんじゃないかと思い、泣き出しそうになりました。
音はどんどん音が大きく鳴ってきてついには少年の後ろにまできました。
少年は息をするのも忘れていました。
その後ろの音が少年に向かって言いました。
「迷子?」と、
少年は喉がからからとして声が出せないので頭を縦に振りました。
「大丈夫?」と話かけてきました。
少年は頭を横に振りました。
その音は少年の前に立って言いました。
「ついて来て」と。
その音の正体は自分と変わらないぐらいの小さい女の子でした。
女の子はそういうと歩き出しました。
少年は慌てて追いかけました。
女の子は迷うことなく山の中を進んで行きました。
少年はそれを見失わないようにしっかりとついて行きました。
すると、少し歩いた所で明かりが見えてきました。
少年は走ってその明かりの所に行きました。
その近くまで来るとたくさんの大人の人がいました。
その大人達が少年を見つけるとみなほっと息を吐き出していました。
するとその中から母親が出てきました。
少年はそこにかけていきました。
母親は来た少年を怒りました。
少年はひたすらと謝りました。
しばらくそうしていると少年は女の子のことを思い出しました。
少年は女の子のこちを母親に聞きましたが分からないといいました。
少年は何となくわかり山に向かって言いました。
『ありがとう。』と。
読んでいただきありがとうございます。見苦しい作品だったかもしれませんが読んでいただき本当にありがとうございます。感想など送ってくれたら嬉しいです。