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手記シリーズ

ダカーポメモリー

作者: 鴨鷹カトラ

草原に横たわる。

あなたは空を見ていた。


遠い雲の切れ目から。

光る太陽が覗いた。


そして日は落ちていく。

反対側の朝焼けが見えた。


地平線の果てから。

今日もまた月が昇る。


焚火を見つめて。

あなたは今何を思った。


爆ぜる火の粉が。

消えながら土に落ちた。


あなたは立ち上がる。

息を吸って月を仰いだ。


花が咲くように。

一際明るい火の粉が散った。


星空と月を見て。

明日のことを思いふける。


焚火が消えそうだ。

消えたら寝ようと思った。


あなたは薪を炎に放り投げた。


どうやらこの夜は。

まだまだ続くみたいだ。


夜の草原に。

笑い声が響いた。


叢雲の隙間。

満月が顔を出した。


風が吹いた。

草が揺れて音を立てる。


炎がまた消えそうだ。

ゆらり揺らいで小さくなる。


「薪はもうないか」

あなたはそして眠りにつく。


焚火が消えるまで。

私は起きていようか。


ダカーポ。


今日もまた日が昇る。

お日様は天を仰いだ。





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