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全話あらすじ~転性編を読み飛ばしたい方やざっくりと作品を知りたい方へ

※別サイトへの投稿の兼ね合いで話数がずれております。



(0話:プロローグ)


 魔王討伐及び世界平和に大きく貢献した【セイクリッド王国】の剣聖である『シュウ』の国葬が行われる。その後虚無の空間に漂っていた柊の元に少女の声が届く。少女の腕を掴むや否や眩い光に包まれたのだった。


(1話:あの少女の名は?)


 目を覚ますと紅色と黄金色の瞳を持つ黄金色髪の『凛音リンネ』という少女へと転生していた剣聖『柊』。記憶にない森に困惑していると1人の商人が現れた。なんでもその者は転生体となった少女の姉に世話になったため恩返しがしたい、とのこと。そんな言葉に甘え凛音は自宅へと向かう。そんな最中、どこからか盗賊3人組が現れ御者の荷台を襲う。凛音は決心し刀を手に取るのだった。、


(2話:少女の剣術は?)

 

少々のハプニングに見舞われながらも盗賊を追い払った凛音。商人から転生体となった少女のことについて聞き出す。そこで自身が完全実力主義が校訓の国内最高戦闘偏差値を誇る『霊峰学園』の学園生であることを知る。そして凛音は自宅の扉に手をかけた。


(3話:少女は何を託したのか?)


 扉を開けると少女の兄と思われる男性が怒りを露わにし怒鳴りつける。すぐに姉と思わしき人物が駆けつけその異様な家族の雰囲気に違和感を覚える。その表情や言動から男には何か訳があるように思えた。自室と思われる部屋に引かれ入ると机の上に1つの手紙があった。そこには少女の願いが雫と共に刻まれていた。


(4話:少女は何を伝えようとしたのだろうか?)


 部屋を漁ると自身の能力やスマホの使い方、学園について書かれているノートを発見する。そして少女に宿っている【錬成】という能力について解釈を広げていく。その後姉の作った夕食を食す。凛音は自身の境遇を話そうとしたが言葉が詰まり偽ってしまう。その言葉に兄は激昂する。家族に何があったのか、凛音は思い悩むのだった。


(5話:元剣聖は鏡で何を見る?)


 心と体を温めながら国内最高戦力であり女王直属の国防隊である『師走』を思い出す。自身が生前家族のように思っていた師走のメンバーを回顧し少女は思いに耽けるのだった。


(6話:ギルドとは?)


 道中での争いを仲裁したのち、ギルドへと向かう。ギルド内にいた人々は凛音の風貌に視線を釘付け。なぜなら黄金色の髪というのはこの世界では極めて珍しいものであり、天使の生まれ変わりなどと言われるからだ。クエストボードに貼られた紙に手が届かず苦戦しているとある1人の大男に声をかけられた。


(7話:魔族とは?)


 ソウ智美サトミ未那ミナケイという4人で構成されたギルドメンバーとパーティを組みクエストへと向かうことに。未那は転生前の凛音と面識があるようだ。未那の言葉から凛音が生前に絶滅させた魔族の存在が明らかとなる。


(8話:そのお味は?)


 ソウからの誘いで昼食を食べることに。伝説の剣聖はハンバーグにご満悦。互いの実力を知っていた方がよいだろうということでギルドの地下にある模擬決闘場にて手合わせを行うことに。


(9話:暴れん坊の実力は?)


 手合わせを行うために地下模擬決闘場へと向かう蒼一行だったが、上位冒険者の『アデルフ』という少年が模擬決闘場の使用権を譲れ、と激昂する。そんなアデルフを反抗的な凛音は戦いに巻き込まれる。【錬成:氷結】、そして剣聖時代に生み出した基本十二剣術【冥放めいほう】によってその戦いの勝利を勝ち取った。凛音の力に蒼一行は驚くのだった。


(10話:彼らの能力は?)


 クエストに出発し火山地帯へと向かう蒼一行と凛音。道中彼らの能力について談笑する。一方ギルドではアデルフが憎悪に燃え、『ヴァネッサ』というアデルフの側近が暗躍する。


(11話:事件勃発?)


 みんなで力を合わせてクエスト達成に至った凛音と蒼一行。しかし、そこに1人の男性が駆けつける。彼はギルド長の指示によってこの場に来た、ということらしい。その内容とはアデルフが魔族のようになってしまったというものだ。ギルドメンバーは驚愕し、恐怖するのだった。


(12話:魔族の面影?)


 ギルドに戻った凛音と蒼一行はギルド長の一ノイチノセ和哉カズヤに話を聞く。魔族の暗躍が囁かれ、凛音は生前の出来事を回顧する。


(13話:青年の目に映るのは?)


 魔族のようになってしまったアデルフと交戦する凛音。その風貌に戦意喪失してしまった慶は蒼に連れられ怪我人の救助へと向かった。凛音が劣勢となったとき、恐怖に打ちひしがれた青年が動く。


(14話:勝利に隠れた黒幕は?)


 アデルフ事件の黒幕が囁かれる中、帰路に着いた凛音はヴァネッサという異様な雰囲気を持つアデルフの側近と対峙する。


(15話:剣聖はどのようにして魔族と戦ったのか?)


皇魔王復活を目指すという魔族の目標、上位魔族の上の存在である戒翼かいよくに分類される涅槃ねはんという魔族。様々な情報が飛び交う中、凛音は立ち上がりヴァネッサと戦う。世界に十二本存在する【英雄十二刃環】の【第一刃環:魂碧刀こんへきとう】を用いて優勢となるがヴァネッサは魔族の奥の手である【魔神化】を発動する。再び劣勢となった凜音は自身の魂を解放し呟く--【剣舞けんぶ


(16話:剣聖の力とは?)


 白髪、紅玉のような瞳を持つ少女。その風貌は剣聖そのものだ。剣聖の力を解放し剣を振るう凛音は容易くヴァネッサを討つ。しかし、蓄積したダメージによって自身の意識も闇に落ちてしまう。


(17話:師走『紫音』の苦難とは?)


 国に通報が入ったため衝撃の元地に向かった師走しわす信長ノブナガ。そこには白髪で異様なオーラを放つ少女がいた。その少女はヴァネッサを蘇生しているようだ。信長が対峙する中、その少女から出る触手に拘束された黄金色の少女を発見する。即座に技を放ち黄金色の少女を奪還し城へと戻る。 翌日緊急会議が行われ黄金色の少女と戒翼の涅槃の関係性が示唆される。そんな最中、凛音は師走紫音と再開しその苦難を聞く。


(18話:元剣聖は猫を被る?)


 セイクリッド王国の女王である『美咲ミサキ』に呼び出され、対話する凛音。うっかり口を滑らせ自身が剣聖柊であることを漏らしてしまう。そして何故か紫音と戦うことになりそのまま城の裏へと連れていかれるのだった。


(19話:師走紫音VS剣聖? 壱)


 師走紫音に善戦をするが紫音は魔眼を開眼する。その強者のオーラに凛音は汗をかき、刀を強く握った。


(20話:師走紫音VS剣聖? 弐)


 剣舞のオーラ、言葉遣い、能力によってとうとう紫音に正体を見破られた凛音。その姿に紫音は涙するのだった。


(21話:師走紫音VS剣聖? 参)


 べっとりとくっつく紫音に嫌気がさしながらも美咲と再び対談する。そこで涅槃という魔族が狙う器に当たる人物が自身であることを知らされてる。転生体となった少女の壮絶な人生を想うのだった。


(22話:姉が語る家族の謎?)


 自宅へ帰るとそこにはいつも通り不機嫌な兄がいた。しかし今回は少し愛を感じた。兄弟に起きたことを知るため、凛音は姉へと言葉を向ける。


(23話:兄と妹の間には一体何があったのだろうか?)


 隣国へと向かった美冬は帰りに凛音を狙う魔族と退治する。圧倒的な差に子供らを逃がすことで精一杯だった。兄が涅槃に声を掛けなければよかった、と兄にあたる凛音にお前が狙われてるから母さんが死んだお前のせいだ。と兄は凛音に当たってしまう。兄妹の間に大きな亀裂が生まれたのだ。


(24話:凛音転生の謎?)


 客人として迎え入れた女性は不協和音とともに姿を変え魔族涅槃の風貌へと変化する。涅槃は凛音の転生の経緯を語る。その真実とは魂の波長が合う者を取り込むことでさらなる進化を求める魔族涅槃。そんな意向を破壊、及び家族を魔族の手から遠ざけるために凛音は自身の魂を破壊したのだ。魂が崩壊した肉体は周囲を彷徨う魂を吸い寄せた。この魂こそが柊だったのだ。砕け散った凛音の魂は欠片となり柊の魂と混合したことで互いの形質が現れていた。その事実を知った柊は強く、強く刀を握るのだった。


(25話:究極の力を何故求めるのか?)


 魂碧刀こんへきとう、第六刃環である小春音こはね、錬成、冥放。全てを用いて涅槃と対峙する。しかし、その強さに圧倒されてしまう。劣勢となった凛音の元に強力な助っ人師走紫音が現れるのだった。


(26話:戒翼VS師走の行方?)


 凛音に言われ姉を避難させる紫音。一方凛音は涅槃と対峙。涅槃の大技に圧倒され意識を失ってしまう。駆けつけた紫音は魔眼を解放し刃を向ける。


(27話:その紅き刃に乗る思いとは?)


 隣国での用事を済ませ森を横断していた兄。戦闘によって起こった衝撃を不審に思い近づくとあの日、母を殺した魔族と激しい戦闘を続ける紫音が。紫音の起点により凛音を担いだ兄は姉と落ち合う。そんな中、過度な魔眼の使用に体が壊れる紫音。また、その頃凛音は精神世界で少女と出会う。剣聖の力を完全に取り戻した凛音は第十一刃環【天恵ノ刃】で傷を治し再び刃を向ける。


(28話:輪廻を断ち切るのは誰か?)


 剣聖の力を取り戻した凛音は魔眼や冥放、冥符を用いて涅槃を圧倒する。大技のため力を貯める凛音を助けるため、紫音、兄が力を合わせる。


(29話:剣聖が綴るものとは?)


涅槃の【巻き戻し】によって凛音の魂が戻る。【巻き戻し】が切れるまでの間家族と最後の時間を過ごす。

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