第十話 銅級昇格試験(上)
「これより、銅級昇格試験の説明を始める。私は試験官の銀級冒険者、ライズだ。こちらは同じく試験官の…」
「銀級冒険者、シャールです!皆さんよろしくお願いします!」
セントルーア第四迷宮の前の広場、そんな言葉から試験の説明が始まった。
「まず、試験内容はいつも通りの迷宮攻略、知識テスト、そして最後に私達試験官との打ち合いだ。この三つの項目でそれぞれ100点満点をつける。」
「銅級試験の合格ラインは合計100点です!焦らずにそれぞれの項目で確実に点を取っていきましょう!」
合格ラインが100点と考えると結構簡単そうに感じるな…それを表すように周りには新人っぽい冒険者の姿が多い。僕も人のことは言えないが…
「タイシ…自信はある?」
さっき合流したエレナが話しかけてくる。
「どうだろ、ゴブリンの対処法は知ってるから試験で戦うモンスター次第かな…」
少し話しているとまたライズさんが説明を再開する。
「今回の試験ではこの迷宮の第三層まで潜ってもらう。潜った証明として第三層から出現するスライムの魔石を10個以上持って帰ってきてもらう。期限は12時までだ。帰ってくる時間が早く、魔石の数が多いほど点数を付ける。」
「終わった…」
「タイシ、終わってないから。落ち着いて…」
「だって…」僕は昨日潜ったのは第一層までで、相手もゴブリンだけだったことを伝える。
「でも、弱点は憶えてる…でしょ?」
確かに図書館で弱点については教わった。
「なら大丈夫。タイシはきっと…この中の誰よりも強いから…」
「何でそんなこと…」
「だって、あなたの魂はこの中の誰よりも輝いてるの。信じられないなら…私の眼を見てみて?」
エレナの眼を見つめる。エメラルドのように輝いているその目は嘘をついているようには見えない。
「もっとよく見て?」
エレナは僕を引っ張り、ぐいっと顔を近づける。
もしかして…よく見るというのは魔力視のことを言っているのだろうか?魔力視を使ってみる。
「凄い魔力だ…」
一番に思ったのはその魔力の多さ。トラジを見たときは目や体、魂がほんのり光っているように見えた。しかし、エレナはレベルが違う。その全てが明らかに強い光なのだ。しかも、その流れている魔力が安定している。
「私はね、昔から魔力が多くて魔法が得意なの。だから魔力視も得意。そんな私が見た中であなたはきっと一番強くなる。そういう確信があるの…」
エレナがそんなに言うなら…きっとそうなのだろう。
「それではこれより三人一組のグループ分けを行う。ダンジョン攻略を共に行う仲間だ。グループは私が実力にそって決める。まずはそこの──」
試験官のライズとシャールは手分けしてグループを作っていく。2人の息ぴったりな班分けはとても早い…そこで僕は気付く。
「これ…最後二人余るな…」
出来れば喋りやすいエレナと同じ班が良いが…
少しして試験官が近くに来る。
「じゃあ最後だよ!そこの黒髪の子と銀髪の娘のペア!二人とも強そうだし二人でも大丈夫だよね!」
シャールさんによって僕らはペアになった。
ダンジョンの内部に辿り着く。他の冒険者は先に他の通路へ移動したのか近くには誰もいない。
「第一層…昨日来たばっかりだけど。」
「私は一昨日二層まで潜った。二層から出るスケルトンが魔法じゃなかなか倒せなくて…そこで一度帰っちゃった。」
スケルトンは魔法が効きづらい魔物らしい。エレナも剣は持っているが…その華奢な腕では威力が足りなかったのだろう。
「まあ、物理攻撃は僕に任せてよ、エレナ。」
いつの間にかやって来たゴブリンに剣を向けながら言う。しかし、次の瞬間ゴブリンは凍り付く。
「【アイレテス】…魔法は私に任せてね、タイシ。」
氷の魔法だろう。とても威力が高い…耐性があるとしても本当にスケルトンは倒せなかったのだろうか?いや、それよりも…
「僕がいなくても大丈夫なんじゃ…?」
少し不安になった。
「もう第二層…」
あの後もエレナが魔法の才能を発揮し、一方的な戦いが続いた。それにしてもエレナは凄い。魔法の威力はとても高いし…その精度も連射の速度も僕とは段違いだ。
「魔法がずっと通じるならこんな風に楽なんだけど…タイシ、スケルトンがいるね…ちょっと見てて。」
エレナは通路に手のひらを向ける。その先にはまるで動く骨格標本の様な魔物がいた。体にボロ布を纏い石で出来た剣を持っている。
「【ルシェンド】!」
エレナが大きな火球を放つ。ルシェルよりも明らかに威力が高いが上位の魔法なのだろうか?(名前も似てるし…)
しかし、そんな魔法でもスケルトンに当たると…
「効いてない…?」
魔法が当たった時にスケルトンはのけぞり、倒せるかと思いきやボロ布が燃えただけで体にはほとんど傷がない。
「こんな風にスケルトンは私じゃ倒せない…タイシ、がんばって!」
「そう言われても…」
体勢を直したスケルトンはこちらに向かってくる。
基本はゴブリンから変えずにとりあえず相手の攻撃をいなしてから弱点っぽい頭を狙うことにした。
ガキンッと剣と剣がぶつかり音を奏でる。骨しかないくせに意外に力が強いが隙を作れないほどではない。石剣を弾いてから頭に剣を振る。
「ふっ!」
気合を入れて振り下ろした剣は抵抗を感じながらもその頭蓋骨を砕く。
「おおー…おみごと…」
エレナはぱちぱちと拍手をする。
「まあ流石に君よりも力はあるから…」
苦笑しながらそう口にするとあることに気付く。
「これ…魔石取り出すの凄い簡単ですね。ろっ骨を砕けばもう魔石があるじゃないですか。」
「そうだね…スケルトンには見ての通り骨しかない。だから魔石も魔力で簡単に固定されてるだけだから剥がすだけでいいの…倒せさえすればとっても簡単。」
動かなくなった骨の隙間から魔石を触るとポロっと取れる。それを昨日トラジから貰った袋に入れる。
「ん、また次が来たみたい。」
エレナの見る方向を向くとスケルトンとゴブリンが縦1列に並んでゆっくり向かって来ている。このまま魔法を撃ってもゴブリンには届かないだろう…
「ねえ、エレナ。ちょっと試して欲しいことがあるんだけど…」
少し思い付いたことがあるので伝える。
「氷魔法でつららを作ってその後ろ側で他の魔法を爆発させて発射する…?確かにそれなら物理的な衝撃になるからスケルトンの魔法耐性も無視できるかも…つららはアイナトで作るとして爆発は…エルトルド…は時限爆破だからルシェルの方が良いかな…いや、ザラビィを混ぜても…」
「えーと…エレナさん?あんまり余裕無いですよ?」
「あ、そうだった。とりあえずやってみるね?【アイナト】…【ルシェル】!」
つららが空中に浮かびスケルトンの方を向いたあと火の玉がつららの後ろに浮かび破裂するように爆発する。そのエネルギーを受け取ったつららはスケルトンに激突し…
「グ…グギ!」
貫いてゴブリンへと突き刺さる。
「成功…ですかね?」
「うん、ただ改善点はあるね。ゴブリンも一緒に倒せれば完璧だったかも…【ルシェル】…」
エレナはゴブリンにとどめを刺す。スケルトンは胸の辺りを貫かれて絶命していた。
…アンデッド系の魔物に絶命って表現は正しいのか分からないけど。
「スケルトンを貫く時に威力が足りなくて狙いが逸れた…本当はゴブリンの胸に刺さる筈だったのに腕に刺さってる。…やっぱりザラビィを混ぜたほうが…いや、いっそのことルシェンドで…」
「エレナ!また魔物来てるから!こっちの世界に戻ってきて!」
どうやらエレナは魔法関係になると一人の世界に入ってぶつぶつと考え込んでしまうらしい。
…よく一人でダンジョン攻略出来たな、と失礼な事を思ってしまった。
その後、スケルトン相手にはアイナトでつららを作り、ルシェルとザラビィを混ぜて爆発させるのがベストだと結論が出た。
…それにしてもエレナが使う魔法は僕が教えて貰ってない物ばかりだ。
さっき、エレナに今までの試験がどんなだったかを聞いたら、一人でダンジョンに潜っていく試験の時もあったらしい。
自分がもしその試験を受けるとなったとしても、トラインとルシェルと身体強化をしっかり使えれば攻略出来ただろうから、トラジは使わない事は教えず本当に最低限だけを教えてくれたらしい。無駄な事で僕が悩まないようにする彼なりの配慮…かもしれない。
「タイシ、ぼーっとしてた?第三層だよ…」
「あ、ああ…なにこれ?人が多すぎない?」
第二層の階段を降り、第三層にたどり着いたがその景色に驚いた。見える場所、どの通路にも冒険者がいるのだ。
「こっちも冒険者ばっかりだね…」
奥へと進んでいっても冒険者は居て、スライムは一切見当たらない。
「もしかして狩り尽くされちゃったのか…?」
「うーん…ダンジョンからは自然と魔物が産まれるから魔物が尽きるって事は無いだろうけど…産まれた瞬間に誰かに倒されちゃってるんだろうね…」
エレナは魔法で時間を見る。
「10時40分か…期限は12時だから残りは1時間20分、ギリギリ間に合うかな…タイシ、ちょっと聞いて。」
時間を確認した彼女は驚きの判断を下した。
「第四層…」
エレナは下層になるほど人が減り、上層の魔物は下層になっても出るという知識からさらに下に降りることを選択した。
しかし、スライムはやはりほとんどいない。
「さっきよりはマシだけど…まだ人が多い…」
「ここまでは想定内、もっと降りるよ。」
「…五層…か。」
さっきまでの冒険者達はどこへやら、人は全然居ない。
「この層は冒険者達には「初見殺しの層」って呼ばれてる…」
「な、なんか物騒な名前じゃない?」
僕がそう言うと、エレナは少し歩いて指を指す。
「この分かれ道の先に開けた空間があるのは見える?あそこはボス部屋…ダンジョンにはボスって言われるかなり強い魔物が大体何層かに一体いて…ここのボスはかなり強い上に、あのボス部屋は一度入ったら最後…冒険者が全員死ぬかボスが死ぬまで開かない特殊な部屋。だから、初心者の冒険者が入るととっても危険…だから、そのボス部屋を恐れて初心者はこの層には来ない…」
「つまりそれを逆手に取ってここでスライムを狩れば…」
「うん…上層で狩るよりも効率が良いはずだよ…とりあえずあの部屋に近づかないように気を付けよう…」
別の通路の先には魔物の影が見える。
「第四層からの魔物はコウモリみたいな奴で…五層からの魔物はゴブリンメイジ。どっちも魔法で倒すのが楽…それにスライムも魔法が効きやすいから魔法を多めに使うことになるかも…タイシ、魔力はまだある?」
自分の魂に集中する、魔法は数回しか使っていないが、魔力はもう4割程しか残っていない。
「…結構少なくて不安ですけど…僕にはこれがあるので…」
銅の剣に魔力を流す、昨日見た本によればスライムにも効果的らしい。近付きさえすれば倒せるだろう。
「分かった…とりあえず魔法の効きやすい相手は私がどうにかするから、タイシはスケルトンとかゴブリン系を倒してね?その方が効率いいと思う…あと、下層になるほど一度に襲ってくる魔物も多くなりやすいから気を付けてね?」
「はい!」と力強く返事をして、通路の角から顔を出したスケルトンへと走り出す。
残り1時間。
「ねえライズ、絶対集める魔石の数間違えたよね…3層も4層も冒険者の数凄いよ!」
「そうだな…受験者の数的にも少なくした方が良かったか…私の判断ミスだな。」
私が試験官をやったのは今回が初めてだ。銅級試験は流石に簡単すぎると思い、少し難易度を上げようとしたが…それが良くなかった。
少ないスライムを冒険者が取り合うような形になってしまったのだ。
「とりあえず、採点時は魔石の個数よりも戦い方や素行で点数を付けるようにしよう。」
現在、私とシャールは【エスト】という魔法で姿を消している。その状態で試験中のダンジョンに入ることで冒険者の普段の戦い方やどんな人間かを見ている。また、受験者に紛れている試験官補佐の冒険者もいるため、乱暴な性格の冒険者などの危険な冒険者は試験から落としたりする事もある。
「すみません、ライズさん。」
補佐の冒険者が声をかけてくる。
「どうした?何かあったか?」
「先程、五層へと降りていく冒険者がいまして、一組だけなんですが…15分前ぐらいですかね…急いでいたし、迷っている様子も無かったのでようなので通してしまいました。」
「そうか…冒険者の特徴は?」
「黒髪の男性と銀髪の女性でした。ただ、二人組だったのでもしかして受験者じゃなかったんですかね?他の人達は3人組でしたし…」
特徴を聞いて、ある冒険者が一組浮かんだ。
「それ…タイシくんとエレナちゃんじゃ…」
「不味いな…急いで五層へ行こう。」
時計を見て時間を確認する。
残り45分。
「【ミラティナ】!【ザラビィ】!」
空を飛ぶコウモリの魔物達を、空中にばら撒いた水に電気を流してエレナは戦闘不能にしていく。
「タイシ!後ろ!」
「大丈夫!分かってる!」
ゴブリンの首を斬り落とし、その勢いのままスケルトンの肋骨に剣をぶつけて粉砕する。その奥で魔法を撃とうとするゴブリンメイジに魔法を放つ。
「【トライン】!」
上手く弱点を貫いたようでゴブリンは動かなくなる。
しかし、魔物が多すぎてやられるのは時間の問題だ。
「完全に囲まれた…タイシ、こっちに来て!【メイズド】!」
エレナの側に移動した瞬間、通路の両側に壁が出来上がる。向こうから魔物が壊そうとする音がするがびくともしない。
「タイシ、頼もしいけど…無理しすぎだよ。ちゃんと息を整えて。」
「ご…ごめん。ところで…メイズドって何?」
「ん?…メイズドはね…グラブドと一緒で物を作る魔法なんだけど…同じ強度の物を作るんだったらメイズドの方が早く、頑丈に、さらに魔力も少なく作れるの…」
「じゃあメイズドの方が良いんですか?」
「それは場合によるかな…説明がちょっと難しいんだけど…メイズドは魔力を固めて形を作る魔法。グラブドは魔力を材料に変換してから形にする魔法。だから金を作ろうと思ったらグラブドじゃないと金っぽい偽物が出来るだけなの。あと、メイズドは時間が経つと消えちゃうの。だから、普通の家を作るのならグラブドじゃないといけないし、一晩だけ休むようなテントならメイズドの方が消耗が少なく作れる…わかった?」
「なるほどなあ…」
上手く使い分ければ魔力の消費が少なく済むのか…憶えておこう。
「タイシ、壁がそろそろ消えるよ。ちょっと離れといて…【エルトルド】」
彼女がその魔法を口にしても何も起きなかった。彼女は僕に抱き着く。
「ちょ、ちょっと!ここダンジョンだよ!?」
そして、メイズドの壁が消えて魔物が迫ってくる。
「タイシ!耳を塞いで!【シールド】!」
僕とエレナを護るように円球状のシールドが出来る。
ドン!というくぐもった音がシールドと塞いだ手の向こうから聞こえてくる。
「うん…全滅だね。」
エレナは僕から離れる。
煙が晴れると骨、肉、羽、粘液の飛び散る地獄絵図が広がっていた。
「タイシ!魔石を早く回収しないとダンジョンに吸収されちゃうよ!」
「わ、分かった!」
エレナに初めて出会った時、か弱い女の子だと思った。不良たちを撃退する手段も無いと思っていた。でも実際は違ったのかもしれない。撃退しようと思ったら殺してしまう可能性があるため大人しくしていたのではないだろうか…
そんな憶測が浮かんだ途端身体がぶるりと震える。しかし、そんな強くて優しい娘と仲良くなれたのだと思うとなんだか嬉しい。これでこそ異世界だ。
「タイシ?なにか失礼なこと考えてない…?」
「き…気のせいだよ?」
やっぱりちょっと怖いかも。
「よし!必要なスライムの魔石はあと二つだ!」
タイシと一緒に魔石を拾い集め、とうとうここまで来た。
「やっとだね…でも、あれだけの魔物の中に8体しかスライムがいないって考えると随分少ないけど…」
でもあと2体スライムを見つけて倒せばもう試験は受かったような物。やっと一人前の銅級冒険者になれる。それに、ずっと見つからなかったパートナーもタイシになってもらえるのならばとっても心強い。
終わったら誘ってみよう。
「エレナ、向こうにスライムが2体いる。今通路に入って行った方を僕が倒すからエレナはそこのやつを頼む。」
「ん、分かった。」
魔法で時間を見るとまだ45分も期限まである。ここまで来れば楽勝。無事に合格したら、タイシにまた抱き着いてみよう。きっとまた可愛い反応をしてくれる。
腰の剣帯から薄い刃の剣を取り出す。さっきタイシに教わったように魔力を剣に通すと輝きが明らかに増した。
魔力は結構使ってしまったけどまだ半分はある。打ち合いの相手の試験官はかなり強そうだったから、魔力を温存しておいた方が良い。
「ふっ!」
スライムを簡単に切り裂き魔石を回収する。
そこで足音に気付いた。
「良かった!間に合ったよライズ!」
確かに通路の先を見ると銀髪の女の子、エレナさんがいた。
「エレナさん!ご無事で良かったです!タイシ君は無事ですか?」
近づいて声をかけると少しびっくりしてしまったようだ。
「え…と、無事だと思うけど…今はスライムを倒しにそこの通路の奥に…」
エレナさんは指を指す。
そこで私は気づいた。同じタイミングで彼女も気付いたらしい。
ここは"あの分かれ道"だ。タイシ君が今踏み込もうとしている部屋は…ボス部屋だ!
「よしっ!」
スライムを勢いよく斬ると魔石が少し奥に飛んでしまった。魔石に近付いて袋に入れる。
「タイシッ!そこは入っちゃダメ!そこは…ボス部屋!」
エレナが急いで走ってくる。しかし反応が間に合わなかった。
ガコン!と、僕が前に進んだのに反応して、何かが動いた様な音がした。嫌な予感がして真上を見ると50cm程の厚みのある壁が落っこちて来ていた。このスピードじゃあ…急いでも間に合わない…
ズドン!
走ってきたエレナは僕を抱き着くように突き飛ばす。
落ちて来ていた壁からはギリギリ回避出来た。
「タイシ…無事?」
「ああ…エレナのお陰で助かったよ…」
「タイシ、助かってないよ…このボスは…勇者になると才能を買われていた人たちも殺してきたモンスターだよ…」
2人で部屋の中央を見つめる。そこには身長は2.5m、王冠を被り、普通のスケルトンよりも体格の優れた…
「スケルトンキング…」
ちらりとしか本でしか見たことの無い魔物。
初心者殺しのボスがいた。
とうとうエレナとタイシのダンジョン攻略が始まりましたが…すみません、キリ悪いです。
いや…言い訳させて下さい。7000字既にあるんですよ。7000字って時点で長いのにこの後のもっとキリの良い所まで書くと…多分12000字とかになります。流石に長過ぎるので分けました。許して下さい。今月中に次の話はあげるので…もっと早く書きたいなあ…
【ちょっぴり解説2 時計と時間を見る魔法】
この世界にも勿論時間はあります。ある人物が昔定めたらしく、1日は24時間あるらしいです。そしてその人が作ったのが【時間を見る魔法】みたいです。
時間を見る魔法はデジタル表記で魔力の消費量もとっても少ないみたい。
じゃあこの世界の時計はどういう仕組みなのかと言うとただ時間を見る魔法を組み込んだだけのものらしい。デジタル時計とアナログ時計があったんですけどアナログ時計はただ【時間を見る魔法】の数字を12または24個に分割された円に針で表記するよう変換する仕組みになっていて、デジタル時計は本当に【時間を見る魔法】を使い続けているだけ。魔力消費が少ないからこそ成せる技ですね。
魔力は電池のように魔石が入っていてその魔力を使うもの、着けている人の魔力を使うもの、エルティナ鉱石などで魔力を収集しその溜めた魔力を使うものがあるみたいです。エルティナ鉱石…便利そうですね…こっちの世界でも欲しいです。
ご質問、感想、誤字報告…いつでもどうぞ!




