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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

共に死んでくれ

作者: ムスタングス

よろしくお願いします

現代それは、とても生きにくいと僕は思う。過去も過去で生きにくい部分はあっただろうと思うが、今よりかはだいぶんましだと、僕は思っている。今のまま日本が時代を進めていくと、多分もっと縛りが、生きにくくなってくると思う。

僕がどれほど思ったとしても、何も変わらないこの世界に僕はなんだか呆れて、悲しんで、悔やんで、と色々な負の感情、と呼んでいいものなのか分からないものを持っていた。

僕は、これからもずっと、この世界に呆れさせられるのだろうなと思っていた。

戦争が終わらない、この世界、日本は戦争はしていないが、それ以外の部分がまだぼろぼろだ。失望、簡単に言うと僕は、この世界に不満を持っていた。

思っていたのだったが

僕のその不満たらたらの人生に終止符を打ってくれた人がいた。

それが僕の隣にいる、この人だ。

以前は僕の親友の拓也だ。はっきりといえた親友だと。

僕は絶対に、絶対的に拓也を信頼していた。

「君がそうしたいならそうすればいいさ、僕を殺せばいい、僕はそれで君を恨んだらしない、だから安心して殺してくれ、それが僕の運命だったと認めるよ」

僕は目を見開いて、しっかりと拓也の顔を見ながらそう言った。

「昔っから、そういうところが嫌いだったんだ、俺はずっと、ずっと我慢してきたんだ。最初っからお前は気持ち悪かったんだよ!」

拓也は激怒したように、ヒステリックにそう言った。

拓也の顔は、どこか違うところを向いていた。

そして僕は、血塗れの拓也に、しっかりと勢いよく胸を刺された。


なぜ、拓也が急に激怒して僕を刺したのか、今の僕ならばわかる。

はっきりと

一緒に死にたいと思っていたんだな、周りをまきこんで、、

「はぁ」

ため息だ。

所詮はクソな世界にいる奴は、クソということか、、

親友と思った僕の気持ち、間違っていたのか?

ありがとうございます

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― 新着の感想 ―
[一言] 拓也めちゃ主人公を恨んでたのかな…… それともこれも現代のせいなのか
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