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ウルトラマン大好き少女  作者: ポンチョ
1/1

1.うちの妹がウルトラマンが大好きで少しうざいが可愛いため許そうと思ってしまう今日この頃。

スペシウム光線を打ちたくなる時があるよね!

ウルトラマンが大好きな妹がいる。つい最近5歳になった。その5歳の誕生日で初代ウルトラマンをパパとママに買ってもらっていたことに私は驚いた。


う、ウルトラマン!?、妹よ、もっと可愛いのなかったのか!?


女の子なんだからおままごとセットとかリカちゃん人形とかなかったのか?


と思った私だったが、思い返してみたら人のことを言えない自分がいた…


そう、確か私の5歳の誕生日プレゼントはHIKAKINの人形だった。

その当時は好きすぎて毎日持ち歩いていたようだが、中学1年になった今少し恥ずかしい。。。


HIKAKIN好き!、と言ったらなんか変わってるねって友達に言われた日以来これは心におさめておこうと決めた。


それからどんどん心を閉じていき友達がいなくなっていた。


そして誰もいなくなった…


否!


どドドドドッ!

なんだが元気な足音が近づいてくる。あ〜、妹だ。そう最初に言ったように妹がいる。


「おねぇーちゃーーーぁん!」


相変わらず元気がいいなぁ、妹よ。100%元気とはこのこと。


妹は勢いよく飛びついて行った。


「なぁによ〜!」

由気は少しダルそうに答えた。妹を面倒くさがるそういう時期なのである。


「ジャッジャーン!ウルトラマンなのですぅ!(o|o)


それ!ウルトラスラッシュ!!」


ビビビビビビビビィ〜といいながら妹の礼音は横たわる私の脇をこしょばしてきた。


「や、やめろォー!うひャひャひャひャひャひャひャひャひ」


(੭˙꒳˙)੭コンニャロー( 'ω' / )/ゆるせん!


「お返しじゃァァァ!ウルトラマンスラッシュ返しィ〜」


こちょこちょこちょこちょこちょこちょ!手加減は、しない!


「アヒャアヒャ、だ、め!おねーちゃん〜」


妹が少し過呼吸気味になっているのをみて、手を止めた。


「おねーちゃん!そんな技ない!おねーちゃんの負けぇ!」


妹のアヤネが少し怒ってしまった。プンプンと小さな声でつぶつぶと言っている。


少しやりすぎたか、と思ったが頬をぷくーと膨らます妹をみてそんな気持ちはなくなった。


なにこの可愛い生物!!天使かよ!






と思ったのはつかの間。


妹はすごく純粋な眼をしたまま

「おねーちゃん、早く首取れないと!

ウルトラマンスラッシュは首チョンパなんだよぉ!」と言った。



何この子、ほんとに5歳の女の子かよ。。


怖いよ。





この物語はウルトラマン大好き妹の礼音(アヤネ)と姉の由気(ユキ)とウルトラマンの日常である。



友達なし

青春なし

妹あり

ウルトラマンあり?











読んでくださってありがとうございました。

小さい頃なんでも出来るようになる気になる事がありませんでしたか?世界が自分中心に回って行くのです。

礼音を中心に世界が進んでいきそれを見守る由気。その間にはいつもウルトラマンがいる。


ウルトラマンの正義の物語である。


次回、使徒襲来。サービスサービスゥ〜!

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