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猫勇者  作者: わんこ◇猫好き
プロローグ
1/6

魔王と魔法の始まり

〜前に書いた短編の続きを書きたくなったので新しく連載として登録します〜



遠い昔、それとも、ずっと未来。遠い宇宙の彼方に。地球によく似た惑星がありました。


青い海に、大きな大陸が3つ。


豊かな大自然の片隅で、人族は幾つかの国を築いて暮らしていました。

ここでは、魔物と呼ばれる恐ろしい生き物が居るので、人族が治める土地は大陸の片隅でしかなかったのです。


そんな魔物たちにも負けない種族も居ました。魔族と呼ばれる種族です。


魔族達は、とても強いので、人族のように集まって国を築かなくても大丈夫です。

魔物を蹴飛ばして、自由に生きていました。でも、みんな自分勝手なので喧嘩ばかりしていました。


「自分が1番つよい!」ってみんなが言うものですから、大喧嘩になって、大陸がひとつ海に沈みました。


そして、大喧嘩で1番強かった魔族が「オレは魔王になる!」と言って、魔族を治める魔王様になりました。


でも、魔王になってみたものの、魔王って何をすればいいのでしょうか?


そういえば、大陸の片隅で、人族っていう生き物が国というものを作っているらしい。

ちょっと、聞いてみるかな。魔王は人族の国に行ってみました。


大騒ぎで逃げ回る人族達。大混乱です。


ちょいと手を伸ばして捕まえてみました。キャー!キャー!と叫んでいます。


魔王は小さい生き物は好きなタイプでしたから、手のひらに乗せて、指先でナデナデしてあげました。

でも、ものすごく怖がっています。

ちょっと、申し訳ない気持ちになったので、魔王の力を少しだけ別けてあげることにしました。


手のひらに青白い光で丸い魔法陣が浮かんで、人族の体に吸い込まれました。


人族は驚いた顔をして、体のあちこちを触っていましたが、ケガもしていないので少し安心した様子です。


「オレ、魔王になったんだけど、何をすればいいと思う?」


魔王は、人族に訪ねました。


「え??魔王!? 魔王というのは、人々に恐怖を与える存在だ!」


人族はそう言いました。


なるほど。魔王というのは人族に恐怖を与えるのか。


ちいさいもの好きの魔王は、ちょっと悲しい気持ちになりました。


家に戻った魔王は、人族の国で見かけた「城」という建物を作って、魔王城と名付けました。

次に、魔王城で沢山の部下を雇って、人族に恐怖を与える仕事を始めました。


そして、魔王が話をした人族は、力を別けられたので不思議な力を使えるようになりました。

それは、火や水や風を呼び起こしたり、傷を治したりするとても便利な力でした。


その力は、新しく生まれた子供達にも受け継がれて、人族の間に広がって魔法と呼ばれるようになりました。


それから2万年が過ぎて、魔王も何回か交代しました。


魔王の交代は、やっぱり喧嘩で決めるのですが、さすがに大陸を沈めるのは不味いと思ったので、ルールを決めてトーナメント戦で決めることにしていました。


ちなみに、初代魔王は「ちっちゃいもの好き」でしたが、2代目魔王は「かなりスケベ」でした。

「スケベは世界を平和にする!」とか言って、巨大な歓楽街を沢山作ったのは2代目魔王の功績です。

男の魔族からは絶賛されましたが・・・。でも、魔族の性格が丸くなったのも事実です。


人族も魔法のおかげで、ずいぶんと強くりました。魔王城には、時々、勇者という人族がやって来て魔王と戦いました。魔族も時代と共に、ちょっとだけ性格が丸くなったので、適当に相手をして遊んでました。


でも、遊んでばかりではなく、時々は仕事をしていましたよ。

人族に恐怖を与えるっていう仕事をね。


さて、そんな感じで時は過ぎて、また魔王が交代しました。


3代目の魔王は、どんな魔王様なのでしょうか?


〜そんなに頑張って投稿するつもりは無いので続かないんじゃないかな〜

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